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稼げるのなら何故わざわざ人に教えるのか?

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とはいえ、一度はテクニックを手にしてみたい。やってみたいと思うことだろう。そんなうまい話があるわけがないとわかりつつも、やるだけでそこそこの金額を手に入れられると言われれば、心が動きかねない。

それも投資金額が低額となれば、もしかしたら本当に稼げるかもしれないと期待し、その可能性を想像し始めたら、心はもう一直線。本物かもしれないからこのくらい騙されてもいいかとあっという間に心が揺さぶられる。

投資というのはこれくらいのリスクがつきものだ。リスクを踏まなくては本当には出会えないのだ。このチャンスを手に入れなくていつ成功を手にする。これは買いだ。

私が学生時代にこのようなことを言う人と出会った。私がいくらそれは偽物だから手を出すなと口を酸っぱくして伝えたところで聞く耳を持たず、彼は手に入れるんだと言い続けた。

だが、私も引き下がることなく続けた。

「そんなのは100%偽物だからやめた方が良い。だってあり得ないだろう?もしそれが本当ならみんなやり始めたらみんなお金持ちじゃないか?そのお金はどこからでてくるんだい?そんなのはあり得ないだろう」

しかし、彼は尚も聞くことはなく手に入れるんだと主張し続けた。もしかしたらがあるかもしれないじゃないか。まだ情報が知られていないだけかも。

と、自分だけは上手くいくはずだと都合よく彼は考えていた。そこで私はこう切り返した。

「それはないよ。よく考えてみてくれ。仮にその情報が本物だとしよう。もしその情報が本物のテクニックだとしたら、君は人に教えたいと思うかな?人に教えれば、その分対策を打たれ、そのテクニックは次第に使い物にならなくなる。

そのリスクを考えたら、君が一番稼げる方法は何だ?それは情報が世に出るまで、誰にも教えずにひっそりとやり続けることじゃないのかな?

人に教えれば教えるほど、リスクは大きくなる。だとすれば、もし本物の情報ならもっと高額でもいい。いや、それも怪しいな。だってやっぱり人に教えないで自分でやってる方が稼げるから。私だったら誰にも教えない。

つまり、稼げるノウハウを低額で教えるというのはほとんどの場合、偽物だ。如何にもなことを並べてその気にさせてくるだけだよ。その売り文句は君を上手く誘導するための誇大表現だ。信じてはダメだ」

もちろん中にはごく稀に本物もあると伝えると、彼はまたしても都合よく受け取り、私の検討も虚しくテクニックを手に入れた。

そして案の定、偽物をつかまされ、投資した金額は水の泡となった。彼は「まぁ少額だったしいいか。」などと言って何事もなかったかのように済ましてしまったが、良いわけがない。

そうやって騙されても気にならない程度の金額を搾取するのも戦略の一つだからだ。決して引っかかってはいけない。

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