創業物語

辛抱強く信頼し続けることで不真面目少年は変わっていった

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専門学校を就職しないまま卒業した私はその未来に何の希望も見出せませんでした。
いや、そんなことも考えていませんでした。

しかし、幸運なことに後にメンターとなり、一緒に会社を興すこととなった先輩から「一緒に起業しないか?」と声をかけてもらったのです。

私は起業のことなど一度も考えたことはありませんでした。
ですが、当時の私は他にやることもありませんでしたし、起業=なんか楽しそう。そう思って、ついていくことにしました。

とはいえ、その先輩もまだどんなビジネスモデルで起業するかは模索している段階。
決まっていたのは「パチンコ業界で起業する」という大まかなジャンルのみでした。

ひとまず私たちは、情報収集のため、ウェブサイトを立ち上げました。誰もやったことがなかったため、サイトはかなりお粗末なもの。

それでも私は自分たちの手で作ったということにワクワクしていました。

この時、役割を与えられたことをきっかけに、自分の頭で考えることの楽しさに気づき始めていたのです。

そして、ちょうどその頃、パチンコメーカーが共同出資したビジネススクールが開校されるという話を聞いた先輩が、「この学校に行くぞ」と声をかけてくださりました。

この時、語ってくれた目標とその立て方が私をさらに刺激したのです。

「5年後までに起業する。そのために3年間は営業として、売るスキル、業界情報を身につける。そのためには、このスクールに通って、1年後にトップメーカーに勤める」

私はこの逆算して目標を立てるやり方に感動しました。この目標立ては今何をしたら良いのかが具体的にわかる。このことに感動したのです。

私は、人生で初めて目標を持ちました。

そして、目標に向かい努力する楽しみを覚え始めたのです。

しかし、元は不真面目。

次第に遊びたいという欲求や先輩からの指令にストレスを感じるようになり、私の気持ちは一気に急降下。

「もうやりたくありません」

と一度は起業メンバーを脱退してしまいました。

先輩は「わかった」と言い、怒ることはしませんでした。

その後も、ビジネススクールに通う間、常に行動を共にしていました。
共にするうちにまた一緒にやりたいと思うようになり、ダメ元でお願いしました。

すると、先輩はすんなりと受け入れてくださいました。

私はもう2度と同じ過ちを繰り返してはならない。次はもうチャンスはないと心を入れ直しました。

しかし、私は遊びたいという欲求を抑え切れず、その後、何度も何度も先輩を裏切る行為を取ってしまいました。

その度、その先輩は私を更生させようと努力を重ねてくださいました。

メーカーに就職後は営業支店が別になってしまったので、隙間時間を使っては毎日連絡を取り合い、意見交換を行っていました。
しかし、時にはそれが面倒に感じてしまい、電話を無視したり、折り返しをしない日も出てきてしまいました。

それでも先輩は毎日かかさず連絡をくださいました。時には「しっかりしてくれよー」と呆れていましたが、それでも私のことを信頼し続けてくださいました。

その後も悪態をついてしまう日がありましたが、次第に私は先輩の信頼に応えようと徐々にトップ営業マンになるという目標のため、努力をするようになりました。

移動中はオーディオブックを聴き、空いた時間には読書をすると自発的な行動をとるようになっていったのです。

こうして、私は少し真面目になることができました。

あの時、先輩が辛抱強く、私が成長するまで待ち続けていなければ、きっと今も起業を志すことも本を読んで勉強するということも一切していなかったと思います。

今でもこのことを教えてくれた先輩には感謝し続けています。

そして、その後無事に先輩と起業をしたのですが、そう長くは続かなかったんですよね~。これが。私はまだまだ未熟だったのです。

さて、それはまた次の機会にでも。

本日の教訓

■メンターを持とう

私はメンターの教えのおかげで更生することが出来た。そして、メンターから勉強の仕方を教わった。読書やオーディオブックはメンターからやると良いと教えてもらった方法である。また起業を志すきっかけもメンターのおかげなのだ。

■人を心から信頼しよう

人は信頼されるとその期待に応えようとやる気になる。一度信頼したら最後まで信じよう。事実、私は何度も何度も裏切ってしまったが、それでも信頼してくれた先輩の期待に応えようと努力をするようになった。

最後まで辛抱強く信頼しよう。

相手はきっと期待に応えてくれるはずだ。

■目標を持とう

私は5年後の目標を持ち、逆算して目標を立てることで、今の自分に必要なことが明確にわかるようになった。

このことで、自然と努力を重ねられるようになった。

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