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「だせぇなぁ」が口癖の優秀なリーダー

『良きリーダーとは、自らが率先垂範して行動をとる人である。その逆ではない』

さて、今日はもう一人の上司、直感的思考を持つカノの話をしよう。
カノは直属の上司ではなく、もう一つのチームのリーダー。

ノバラとは違い、威勢が良く声もでかい。

体育会系と思われる人柄だ。
カノは優秀なリーダーであるだけでなく、支店内のみならず、全国的にもトップ営業マンだった。

そんなカノの口癖は「だせぇなぁ」だった。
カノは部下が目標に到達しなかったり、ミスを隠そうとすると必ずこう言うのだ。

「だせぇなぁ」

そんなこともできないのかよ。と言わんばかりのプレッシャーをかけ部下に発破をかける。

これがカノのやり方だった。
直属の部下からしたら堪ったものではないかもしれないが、少なくとも私にはカッコ良く映った。

そして、今でもこの人生観は私に染み付いている。
カノのこの言葉に魅力されたのは、カノがリーダーとして率先垂範してこれを体現していたことにある。

事実、カノはどんなに厳しい状況でも、必ず目標以上の成果を上げ、ミスを犯した時には全員の前で潔く謝罪をしていた。夜遅くまで営業に回ることもあった。

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時には部下に同行して営業の手助けをすることもあった。
チーム外である私にもアドバイスを授けてくれることもあった。
カノのプレッシャーは傍目から見てもかなり激しく厳しいものであったが、部下からは

「カノさんはすげえよ」
「俺はカノさんに一生ついていく」
「カノさんの要求なら何が何でもやってみせる」

と、厚い人望が寄せられていた。

そして、私もその一人であった。
そのカノから魅せられて以来、私の心の中には「だせぇなぁ」というフレーズが未だに残っている。

私が今やろうとしていることはダサいことなのか。

例えば、

ミスを隠そうとしているのか。
人より自分の利益ばかりを優先しているのか。
誰も見てないからと言ってズルをしようとしているのか。

など、これらの格好悪い行動をしようとするたび頭の中に

「だせぇなぁ」と響いて私を正してくれるのである。

本日の教訓

■カッコ良い人間になろう

私は今でもこのルールに従って行動を起こしている。自分にとって、周りからとって何がカッコ悪いことなのか。

カッコ悪いことをやることは簡単だ。
やるのなら、カッコ良い人間になることを目指そう。

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