心の在り方

決断は常に正しいものにしていく

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『人は時として、大きな決断を迫られることがある。まだ当人にとってその準備が出来ていないとしても。』

銀行事務として働くCはある時、大きな決断に迫られていた。

仲の良い信頼できる友人から起業の誘いがあったのだ。
Cは悩んでいた。

安定している銀行事務をやり続けるか、安定してはいないが、ゼロから人と一緒に組んで新しい分野へ行くか。

今までのCであれば、間違いなく銀行事務を続けることを選んでいた。

しかし、Cにはもう一つ悩みがあった。

実は銀行の事務が自分の性に合っていないのではないか?自分の人生はこれで良いのだろうか?

そう思い始めていたところだったのだ。

とはいえ、Cはもともと起業には興味をあまり持っていなかった。自問したとしても起業という選択肢はなかった。

試しに、少し興味のあったライターの仕事を密かにやって、自分の人生を見つめることはしていたが、それも独立してフリーでやろうとまでは考えてもみなかった。まずはやってみようと模索している段階だったのだ。

そこへきて、急に来た起業の話。

まだ自分の人生に求めているものがわかりきったわけではない間にきた突然の話に、Cは頭を悩ませた。

当然、すぐには答えを出すことができなかった。

そこで、Cは友人のIに思い切って話をしてみた。

「どう思う?」

友人のIは何か考えるように天を見上げた。
そして、長い沈黙の後、Iは語った。

「そうね。そういうチャンスは何度もあるわけではないから、思うところがあれば、飛び込むべきよ。…そう言いたいのだけど、起業となると安易にはアドバイス出来ないわね。

突き放すようで冷たく感じるかもしれないけど、このことはC、あなた自身の頭で考えたほうがいいわ。

人から決められた人生なんてつまらないじゃない。
間違ってもいいから自分の感情に従って、決断しなさい。

ただね、私からのアドバイス。
これは、私の話なんだけどね、私がいつも自分に言い聞かせているのは、選択をしたらそれを正しいものにしよう。正しかったと思えるように持っていこう。そう考えるようにしているの。

誰にだって選択を誤る時はあるわ。
そして、誤った選択を後悔するの。

でもね、どちらが正しい選択だったかなんて、選択した後じゃなきゃわからない。

後悔したって仕方がないのよ。
答えなんて誰にもわからないもの。

だけどね、選択したことを正しいものにすることで後悔をなくすことが出来るのよ。
この選択をしたことを誇りに思おう、全力を尽くそう。正しいものにしていこう。

そう思うことで、「あれ?私もしかしたら間違った選択をした?」そんな思考に陥らなくてすむの。

たとえ、誤った選択をしたとしても、最善の選択を行った結果なんだ。私は正しい選択をした。そう思えるようになったら、どんな選択をしても後悔しなくなったわ。だからC、自分の心の声に従うのよ。どっちを選択してもそれはいつでもその時の最善の答え。きっとあなたにとって素晴らしい結果になるはずよ。そして、決断したら、胸を張りなさい」

「ありがとう!もう少し考えてみる!」

本日の教訓

■決断を正しいものに持っていこう

決断は時として判断を誤り、選択を間違える。
しかし、どんな選択をしたとしても、全てその選択は正しかったと思えるように行動付けをしていけば、後悔することはない。

やるもやらないもあなたは常に最善の決断を行っているのだ。後はそれを正しいものにするだけである。

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