楽しく読めて好かれる、心を動かす物語

  1. 心の在り方
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石の上にも三年と言うけれど…。

『100という数字はスタートラインに立った合図だ。成果を期待するにはまだ早い』

昨夜、今日はどんなストーリーを書こうかと考えていましたら、ふとあることに気がつきました。

私は昨年7月に初めてストーリーテリングと出会いました。

その後、すっかりとハマり、書き始めた当初から、これまでの記事をざっと見てみましたら、100個近くのストーリーを書き起こしていたことに気がつきました。

「ついに100個か~。そろそろ実力もついてきたかな?」

と感慨に浸ろうと思ったとき、同時にこんなことも思ったのです。

「書き始めた頃よりあまり成長していなくない?」

と言うのも、成長の証が少しわかりにくいと感じたからです。

絵とかだったら変化がすぐにわかりやすいのに。といっても絵でも100作品描いたくらいじゃ、驚くほど上達はしていないか。などと、つらつらと考えていたとき、ふと急にある言葉が頭に浮かんできました。

『石の上にも三年』

よく石の上にも三年とは言うけれど、これの本当の意味はなんだろう。と。

私にはとりあえず三年間は黙ってやってみろ。という意味ではないと感じていたからです。
自分にとって合わないものをいくら時間をかけようが、それは無駄以外の何物でもありません。

それをとりあえず三年やれというのには、抵抗がありました。

そんなことを考え、何か身近なもので置き換えられるものはないだろうか?などと考えていましたら、またふと頭に浮かんできました。

今度は野球少年です。

ある時、少年は野球がしたいと父に懇願しました。父は承諾し、少年は早速練習に取り組みました。
少年はうまくなりたい一心で毎日素振りを100回やりました。

3か月が過ぎた頃、少年は父にこう言いました。

「ちっともうまくならない。もうやめたい」

さて、もしあなたがこの少年の父親だったら、どんなことを言いますか?

私だったら

「まだたったの3カ月じゃないか。それじゃまだ、わかったうちには入らないからとりあえず1年続けてみろ。ただし、なぜやっているのか。どうやったら上達するのか。を素振りごとに真剣に考えること。適当にやる素振りをいくら繰り返しても身に付かない。ひとつひとつの意味を考えながら、やってはじめて上達するんだ」

と言うと思います。

少年は言われた通り、1年はやってみようとまた素振りを続けていきました。

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すると、継続して行っていくうちに、ここはダメだ。ここをこうしたほうが良い。という気づきを得る機会が多くなってきました。

それはちょうど素振りを開始してから1年が経った頃でした。
少年は少し進歩してきたことを実感しました。

しかし、まだスイングには大きなばらつきがあることもわかっていました。
少年は来る日も来る日も素振りを続けました。

その間、いろいろなものを取り入れては、自分に合わないものを捨て、日々自分のスタイルの確立に励みました。
そして、3年が経過した頃、100以上の試作を繰り返し、ようやく少年は自分のスタイルというものがほんのちょぴっとだけわかってきました。

「まだまだ改善するところはあるけど、安定したスイングになってきたぞ」

私は石の上にも三年とは本来こういうことを言うのではないかと思います。

ただ三年は我慢しろということではなく、何かを習得するにはまず三年くらいはかかるぞ。と。
三年、つまり約1000日かかって並のものが出来上がるとするならば、最初の100日とは一体どんな状態なのでしょうか?

少年は一年間継続し、やっと知識や技術が蓄えられてきて、改善点が見えてきました。
はじめの3カ月間は目に見える向上は見られませんでした。

しかし、少年はこの3カ月間で、素振りに必要な筋肉量。現段階で足りていないもの。ベースとなる土台に必要となるものを実際に体を使って経験していたのではないでしょうか?

つまり、この期間は土台作り。少年なら筋力アップなど、うまくなるための基礎作りの段階がはじめの3カ月間だったわけです。

だから、この時点ではうまくはならないのは当然です。
この段階になって、初めて基本的なことは何かがわかってきたレベルに到達した。ということになるのだと私は思いました。

私にとっては辛く険しい大変な100記事でした。しかし、100記事で成果が出るなんて甘いのです。今はようやく基礎ができた段階。

素晴らしいストーリーテラーになるためにこれからもがんばります。

本日の教訓

■成果が出るのは1000を越えたあたりから

100日、100記事という区切りの良い数字を見ると「そろそろ成果が出始めるのではないか?」と思いがちだが、その段階ではまだ成果は気にしなくて良い。

この段階に到達してはじめて、基本的な土台が出来始めるのである。

なかなか成果出なくて辛いと思ったら、野球少年のストーリーを思い出そう。父親になった気分で今の自分を励まそう。

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