ゲームに学ぶ人生戦略

泥くさくても真似すべきは同レベル帯の成功者

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またある日の休日、夢幻大好(むげだいすき)は、熱心にゲームの攻略動画とにらめっこをしていた。

ゲームのレベルを一刻でも早く上げるべく、youtubeで人気世界ランカーの動画を見ていたのだ。

「ふむふむ。こういう戦い方もあるのか。なるほど、ここではこう立ち振る舞えばいいのか。
武器とスキルはこう組み合わせればよいのか」

夢幻は世界ランカーのその腕を学んですっかりいい気分になっていた。

「世界ランカーさんのパーティーや武器は再現できないけど、近いものなら作れるな。よし、これでやってみよう」

そして、早速見よう見まねで実践した。

「あれ?うまくできないなぁ。同じようにやってるのに、なぜできないのだろう」

そこへ、博識剛志(はくしきつよし)が現れた。

「やぁ、夢幻。おっ?今日もやってるな~。よし、俺もやるか」

「あっ、博識。ねぇ、僕上位ランカーさんの真似をしてパーティーを組んでみたんだけどさ、なんか上手くできないんだよ。それもなんか前より弱くなっちゃった気もする。なんでかな?」

「・・・そうだなぁ。それは上位ランカーの真似をしようとしているからだよ」

「えっ?」

夢幻が興味深そうに耳を傾けると博識は続けて語った。

「上位ランカーの戦い方は確かに参考になる。ただな、考え方とかは参考になっても、必ずしも全てが参考になるわけではないんだよ。

例えばそれが、パーティーの組み方や武器の使い方。

上位ランカーの人はかなり現実のお金をかけているから、パーティーも武器もレアリティが高い上に、ものすごく強固なものを作ることができる。それに比べて、うちらはそんな資金力はないだろ?

だから、レアリティの高いものを強固に築き上げるまでの資金力がない。その結果、レアリティが高くてもあまり強くないものになってしまうんだ。ほら、夢幻が使っているそのファイアーボール。上位ランカーが使えば、1発で相手を倒せるけど、お前の場合は3発も撃たなくてはならないだろ?

これはな、1発で相手を倒せるくらい強くなってから生きてくるスキルで、3発も撃たなくてはならないようじゃ、役に立たないんだよ」

「じゃあ、どうしたらいいかな?」

夢幻はすがるように言った。

「それは簡単だよ。上位ランカーの戦い方を真似しなければいいんだ」

「えっ?」

夢幻はまたも驚いた。

「上位ランカーの戦い方は参考になるんじゃないの?」

すると、博識がまた語り始めた。

「あぁ、確かに参考にはなる。ただ、参考になるだけだ。さっきも言ったけどな、上位ランカーと俺らではまず持っている資金力・知識量・戦略量、これらが圧倒的に違う。

上位ランカーはこういうものを持っているからああいう戦い方をすることが出来るんだよ。それを俺らがやろうとしたところで、真似することはできない。だがな、戦い方を見て、なぜこういう戦い方を選んだのか?という本質的なところの意味を知る上では、役に立つ。

だからな、参考にはなる。そう言ったんだ。でも、真似をしたところで役には立たない。

参考にはすべきだけど、すべてを鵜呑みにしてはいけないってことなんだよ。

うちらがやらなくてはならないことはな、上位ランカーの戦い方を見て、本質を探る。それと共に、今俺らと同じレベルにいる人の中で、うまく立ち回れている人を探す。これが、重要なんだよ。

同じレベルにいる人なら、資金力・知識量・戦略量も同じくらいだから、うちらにも再現することが出来る。

そして、同じようにレベルアップしていって、その都度そのレベル帯で上手くやれている人の真似をして、レベルアップしていくんだよ。

つまり、それぞれのレベル帯にあった戦略を真似せよ。ってことだな。
上位ランカーの真似をするのは、そこに到達してからでも遅くはない。

もちろん、今から研究しておくのも大切だけどな」

「なるほど!だから、通用しなかったのか。ありがとう、博識。元の戦い方に戻してくる」

博識は見るからに嬉しそうに目を輝かせた。

「よしっ!じゃあ、一緒にやろうぜ」

「うん!」

さて、あなたは成功者の真似をして、マーケティング活動・セミナー運営・はたまたブログを書いてみたことはないだろうか?

それで効果が出ているのなら問題ないが、もしそうでないなら、少し戦い方を見直してみよう。

成功者のやり方は成功者がやっているから成功しているに過ぎないことはたくさんある。

あなたが真似すべきは一流の成功者の真似をすることではなく、同じレベルか少し上のレベルにいる人の真似をして、成功することである。

それが、一番の成功への近道なのだ。

忘れてはならない。
成功者とこれから成功しようとしている人とでは戦い方が違うということを。

本日の教訓

■同レベル帯の人の真似をしよう。

一流の成功者の活動を見ていると、そのキラキラしたオーラに憧れや尊敬を抱き、真似をしたくなる。しかし、まだそのレベルまで達していない人が真似をしても残念ながら、上手くいかないことが多い。一見泥くさい活動をして、格好が悪く見えるかもしれないが、それでその人が上手く立ち回れて、次のステップに行っているようなら、積極的に真似しよう。

あなたが本当に真似をしなくてはならないのは、同レベル帯の成功者なのだ。

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