楽しく読めて好かれる、心を動かす物語

  1. 心の在り方
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問題は細分化して考えるのが吉。

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『モノを決めるのに困ったら、自分が一番に何を求めているのかに立ち戻ってみよう。がんじがらめの問題には一つずつ対処するのが一番だ』

あるところに人生に悩める2人の青年がいた。
青年たちは新たな旅路に備え、その準備を行っていた。

だが、準備をしていくうちに青年たちの問題は大きくなり、どうしたら良いのかさっぱりわからなくなってしまっていた。

どれも大切に見え、一つに絞ることが出来なくなってしまったのだ。

「水は大事だよね」
「でも、旅路を楽しめるのは今だけだぜ?楽しみも大事だよ」
「そうは言っても楽しむための収入も必要だよ」

「野菜と肉どちらを持っていくかも気になるなあ。肉は美味いけど、野菜も必要だしな。とはいえリュックの容量を考えたら一つしか持っていけないしなぁ」
「う〜ん。だけど、水もすぐ手に入れて収入も潤沢に得られて、楽しめるところはなかなか見つからないよ」

「準備してみると大切だと思えることが山ほど見えてくるね。どれも大切に見えすぎて決められないなぁ。すべての条件を満たす旅路は計画できないものなのかね」

青年たちは計画をしていくうち問題が複雑に絡み合っていくことに困り果ててしまった。

「いったいどうしたらいいんだろう」

困った青年たちはそのことを長老に相談しに行った。

「長老、実は僕たちこんなことで悩んでいるんです。どうしたら良いのでしょうか?」

青年たちは詳細を事細かに説明した。
長老は静かにその話を聞き終えると青年たちに向かって問いかけた。

「その中で君たちが一番大切に思ってることはなんだい?これだけは外せないと思うものはなんだろう?」

この質問に青年たちは黙り込んでしまった。

「ハッとするね。今まで何を一番大切にしようと思ってきたのかなんて考えたこともなかった」
「そうだね。どれも大切に思えてきて優先順位なんてつけていなかった」

「まず第一に優先すべきことは水か。これがなきゃ生きていけない。水が潤沢に確保できるルートにしよう」
「うん。次は収入?」

「収入は大切だけど、やろうと思えばお金をかけずに自炊することも可能だ。それよりも楽しい旅路にしたい」
「それもそうだ。じゃあ、楽しさを優先させよう。収入はその次だね。肉か野菜を持っていくなら野菜だね。こっちの方が体に良いもん」

「そうだな。それにしよう。なんだ思ったより簡単に解決できたじゃないか」
「…そうか!問題は一つずつ細切れにして考えればいいんだ!」

青年たちはニッコリと笑い肩を寄せ合っていた。

「その通りじゃ。困った時はいつでも何を優先すべきなのか。何なら捨ててもやっていけるのか。ということをよく考えて行動しなさい。
そうやって問題を小さくしていけば自ずと道は拓かれるものじゃよ」

本日の教訓

■問題は細分化して優先順位をつけよう

問題を一度に解決しようとすると何が大事なことなのかがわからなくなってしまい、がんじがらめの罠にハマってしまう。

目的を見失わないためにも自分が何を大切にしているのかを見極めよう。これだけは守るというものが決まっていれば、問題は少しずつ見えてくる。

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