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皆が知りたがっていることを聞く

昨日私は友人の結婚披露パーティーに出席した。パーティーは参加者が有志で企画し、二人の門出を祝う内容のものとなっていた。

それは楽しい内容で新郎新婦、参加者ともに笑顔の絶えない素晴らしいパーティーだった。
パーティーも終盤に差し掛かり、新郎新婦が両親に宛てた手紙を読み始めた。

この時、司会がとった配慮に私は深く感銘を受けた。

新郎はお母様を亡くされており、手紙はお父様と天国にいるお母様へ宛てたものだった。

途中、何度か新婦の名前を読み上げるシーンがあった。お母様への報告をしているのだ。
報告が終わった後、今度はお父様とのエピソードを読み上げていた。
すると、先ほどの新婦の名前と非常に酷似した名前が出てきた。

一瞬、「あれ?緊張のあまり間違えた?」とも思ったが、その後も何度かそのお名前が出てきたので、

「似た名前の人がいるのだろうな。いやいや、まさか新婦の名前を間違えるわけがないよな」と自分に言い聞かせていた。

私がそう疑問を抱いている間に新郎は手紙を無事読み終えていた。

その時だった。
新郎が手紙を読み終えるや否や、司会が開口一番こう言ったのだ。

「すみません。途中、新婦様とすごく似たお名前が出てきたのですが…」

と確かめるように尋ねると、新郎は言った。

「あぁ、あれはパパの再婚相手のお名前なのです。新婦と似てますよね」

それを聞いた司会はなるほど!という表情を浮かべ

「そうだったのですね。てっきり緊張して間違えてしまったのかと思いましたが、そうではないのですね。ふふふ」

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と確認をした後、場を笑いに変えて新婦の手紙紹介へと移っていった。

私は司会のこの一連の流れに感銘を受けたのである。

恐らく司会の方も「きっと、後半に出てきた女性のお名前は新婦様ではなく、別の誰かなのだろうな?」

そう思ったに違いない。

しかし、司会はあえてこの質問をし、疑問になりかねない点を皆の頭の中から取り去ったのだ。
私はこの質問のおかげで素直に次の話題へと入り込むことができた。

司会はもしかしたら自分がバカだと思われるかもしれないというリスクを冒しながらも、皆のためにこの質問をしたのだ。

この配慮に私は深く感銘を受けた。

もちろん、「これくらい話の流れでわかれよ」と思うことなど一切なく、ただただその配慮に驚かされた。

場をリードする人はこうでなくてはならない。
私はこの司会者からそのことを学んだ。

本日の教訓

■リーダーは皆のためにあえて質問を切り出す

リーダーは恐らくこうだろうな。とほぼ答えがわかっている時でも、あえて質問を切り出す。

情報が正しいのか確かめるためと皆の頭の中に疑問が浮かんでしまい、その後の話に集中できなくすることを避けるためだ。

そのために自分がバカだと思われるかもしれないというリスクは厭(いと)わない。

■そして、バカに思われることはない

中にはあんな当たり前のことを聞くなんて。と思う人もいるかもしれないが、それは少数だ。

皆が聴きたがっている質問なら、ありがとうと感謝される。

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