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上から押さえつけるだけでは創造性もやる気も失わせる

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『上から押さえつけるだけの指示では、創造力・やる気を失わせる。イノベーションを起こしたいのなら、自由を与えよう』
 
 
あるところに熱意溢れるマネージャーがいた。
彼は勤勉で仕事をテキパキとこなす有能なマネージャーだ。
 
「上から命令されるよりも早く仕事に取り掛かる」をモットーとし、自発的に行動することを心掛けていた。
 
時には自らリスクを冒し、業務改善チャレンジに取り組むことも辞さなかった。
 
彼は社内に革命を起こすイノベーターでもあったのだ。
 
 
しかし、彼には不満があった。
 
彼の上司がくせ者だったのだ。
上司も仕事のできる有能な人間でマネージャーは上司を尊敬していた。
 
尊敬はしていたが、上司は有能すぎるのだ。
 
上司はマネージャー以上に仕事が出来てしまうため、マネージャーの至らぬところがすぐに目に入ってしまう。
 
そのたび、上司はマネージャーを注意した。
 
「次からはここをこうしてくれ」
 
マネージャーは尽力を尽くし、上司の期待に応えようと努力を続けたが、それでも上司は事あるごとに注意した。
 
上司は自分の思い通りに事が進まないことが嫌いなのだ。
 
マネージャーも上司の性格を理解し、上司の思い描く台本を演じようとした。
 
それでも、上司からは事あるごとに注意され続けた。
 
「こういう時はこうするのだよ」
 
 
次第にマネージャーにある変化が生じた。
 
マネージャーから自発性がなくなってきたのだ。
 
「どうせ何やったって怒られるんだから、力を入れるだけムダさ。適当にやって上司から言われた通りにやればいい。頑張るのがバカバカしい」
 
こうして、マネージャーはやる気をなくし、自発性を完全に失った。
 
上司はこのことに気がつかず、ただ単にマネージャーのやる気がなくなっただけだ。と、更に注意を加速し、ガミガミと言うようになった。
 
 
 
そして、そんな上司に嫌気がさしたマネージャーはとうとう社を退職してしまった。
 
つまらない職場で働くのを嫌がり、創造性溢れる会社へと転職したのだ。
 
 
本日の教訓
 
■有能さは時として仇となる。
 
自分が有能すぎて、周りの人の行動が許せないと感じてしまうことがある。しかし、皆がそうであるとは限らない。個人は個人で精いっぱい尽力を尽くしているのだ。
 
自分のレベルへ引き上げるためにその事をガミガミと言い続けるのはやめよう。
 
良かれと思ってやっている事がマイナスになることもある。
 
■自由の羽を持たせてあげよう
 
部下に創造性を発揮させたいのなら、自由を与えよう。部下が自発的に何かに取り組んでいるのなら、口出ししてはならない。
 
部下を信用して仕事を任せたら、最後まで黙って見守ろう。途中で口出しされる事がわかれば、部下は全力を尽くさなくなる。
 
たとえ、失敗する事が見えたとしても、一度任せたら最後までやり遂げさせよう。
 
それが部下の自発性・やる気・創造性を生み出す。

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