1. 心の在り方
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優先順位を整えて先手を打つ

『ただ言われただけではやる気は出ないが、原理原則を理解すればやる気になる』

よく自己啓発書を読むとこんな言葉が出てくる。

「皆がだらけている時でも努力せよ。賢人は常に学び続ける」

という類のやつだ。
確かにその通り。ただこれを聞いたり、目にしたことのある人ならわかると思うが、この言葉は綺麗事にも聞こえる。

こういう言葉を見聞きする度、
「う〜ん、わかっちゃいるけど…ね。理屈の上ではわかるけど、出来はしないよ」

と思ってしまうのが関の山ではなかろうか。
結局、この類のものはあまり実行されないまま終わる。

私もその一人だった。
「どうしてもね〜。切羽詰まって緊急になるまでやる気って起きないんだよね」

やった方が良いとはわかっていても期限が迫っていないとつい、気が抜けてしまう。

そしてどうでもいいことについ手が伸びてしまうのだ。普段頑張っているから今日くらいはいいよね。
そうやってやらなくてもいいことに時間を浪費して期限ギリギリになってから慌ててやり始める。

課題をなんとか終わらせたところでこう言うのだ。

「あぁ、なんとか終わった。でも、ギリギリになってからじゃないとやる気が出ないんだよね。逆を言えば、追い込まれた時の方がものすごい力を発揮して効率がいい」

その通り。
だが、これを『7つの習慣』で知られる著者スティーブン・R・コビィー博士は「緊急中毒」だと明かす。

この状態に陥っていると「緊急」のことにしか目が向かず、物事も緊急にならなければ、やらなくなるのだそう。

それだけではない。
常に緊急な用事に追われ続けているため、ストレスも多く溜め込む。結果、その反動からあまり好ましくない行動も取りやすくなるのだという。

たしかに緊急でない時にはついつい息抜きしようとどうでも良いことに手を出してしまうとは先ほど前述した通りだ。

これは反動による影響もあるのだろう。

そこで緊急中毒にならないためにも常に優先事項に目を向けて早め早めに手を打とうということを博士は提案している。
緊急ではないが、大切な用事(本を読む、原稿を早めに書くなど)を緊急になる前に片付けようということだ。

つまり裏を返せば、それほど多くの人が緊急中毒にならなければ事を成し得ないということでもある。

私はここにチャンスを見出した。

それはいたって単純だ。
コビィー博士の言う通り、緊急になる前に用事を済ませ、自己投資をすれば、それだけ多くライバルとの差を広げることができるという事に他ならないからである。

当然だろう。
ライバルはあなたが頑張っている間は努力しないということが今はっきりとわかったのだから。その間に努力をすればするだけ、力になることは言うまでもない。

しかし、問題もある。

慣れない環境に元の自分に戻ろうとしてしまうし、初めのうちは継続に力が必要となるということだ。これは容易なことではない。

だが、ここは踏ん張りどころだ。

ライバルはここで挫折し、並みの努力で自分を落ち着かせる。
それをほんの少しだけでもあなたが上回ることが出来れば、数ヶ月、数年後、あなたが勝者となる日もそう遠くはない

結局、冒頭で明かした「皆がだらけている時でも努力せよ。賢人は常に学び続ける。」という教訓は正しい教訓だったようだ。

本日の教訓

■ほとんどの人が努力をしない期間を活用せよ

ほとんどの人は緊急な用事になってからでなければ、学びや課題に着手しない。ということはその間に努力すればするだけライバルに差をつけられるということだ。

これは活用しよう。

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