コミュニケーション・関係構築

喧嘩別れしたメンターとその後の関係

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夢に破れ、人生のどん底真っ逆さまだった2010年。大元のエピソードでは明かしませんでしたが、私の心中は定かではありませんでした。

私の心は荒れに荒れまくっていました。

その矛先はほとんど、私を起業に引き込んだ先輩に向けられていました。

先輩とは半ば、喧嘩別れのような別れ方で、絶縁状態だったこともあり、余計に負の感情を加速させていたのです。

人生のどん底に真っ逆さまだったころ、私にはありとあらゆる負の感情にまみれていました。

「私を起業に引き込みやがって」

「あの人が引き込んだから私の人生はズタズタになった」

私は苦しい現状に堪えきれず、その現状の元となった先輩を恨みに恨んでいたのです。

その時の私は嫌なことがあれば、全て人を恨んでいました。相手が嫌なことをしてきたのだから、恨まれて当然。私がこのような感情を抱くのは当然。

相手が謝るまで、この感情を持ち続けてやる。

そう、思い続けていました。

そんな感情を抱きながらも、私は黙々と「史上最強の人生戦略マニュアル」を読んでいました。

「絶対許さない」

強い負の感情に汚染されていた時、私はこの本の

人生の法則9「許しには力がある」

という章の読書に差し掛かりました。

この章には「たとえ相手が悪くても許そう」

あなたの負の感情は相手を許すことでしか解決の道はない。そう書いてありました。

そして、別にそれは相手に伝える必要も、あなたが許し、相手がそのことに納得しなくても問題ない。ましてや、相手が存命していなくても関係ない。相手がどう思おうとあなたが相手を許しさえいれば、それでよいのだ。

そう書いてありました。

私はそれまで本書に書かれていることを一つ一つ実践していましたが、この章を読んだ時、

「相手を許すだと?私をこんなどん底に陥れた相手だぞ?」

そう思い、実践することをためらいました。

しかし、これまでのことを実践してきて、効果が出てきていたことも事実。

私はありったけの力を使い、相手を許す。

そう自分に言い聞かせました。

「確かにどん底に落ちたかもしれないけど、そのおかげで起業経験をすることもできたし、私が勉強するようになったのも、先輩のおかげだ。もう許そう。」

すると、今までの負の感情が嘘のように消えていくのがわかりました。試しに他の恨んでいる人のことも許しを得ることにしました。

すると、また負の感情が消えていくのがわかりました。それだけではなく、その相手のことを感謝することまでできるようになったのです。

そして、私はこうなってしまった原因を作ったのは、全て私にあるということを自覚できるまでになったのです。

「そうか、こうなってしまったのは全て自分が悪かったのか。思い返せば、私の方が未熟だったな。」

私はもう2度と関係を修復することは出来ない。返事もきっとこない。そう思いつつも、勇気を振り絞って、その先輩に思いの丈を綴ったメールを出しました。

今まで私が悪かったです。すみませんでした。と。

その翌日。

その先輩から真摯な内容を綴ったメールが返ってきました。

「俺の方こそ、余裕がなかった。すまなかった」

と、そういう内容が書いてありました。

それからは私は人のことを恨むことなく、接することが出来るようになりました。

そして、その先輩とは和解することが出来、今では数ヶ月に一度お互いの進捗を話し合える仲にまでなりました。

許しには本当に力があること。

関係はどこからでも修正することが出来ること。

私はこの経験からこのようなことを学びました。

本日の教訓

■許しには力がある

相手がどんなに悪くても、許そう。法で裁かなくてはならないほど、許せないことがあるかもしれない。しかし、あなたの負の感情を救うのには許しが必要である。

相手のためではなく、自分のために相手を許そう。自分を負の感情から救い出そう。

■関係はいつからでも修正することが出来る

私と先輩の仲は最悪のものだった。もう一生2度と関係修復することは出来ないと思っていた。だが、真摯な姿勢でメールを出したことで、関係を修復することができた。

中には、修復することが不可能なこともあるかもしれない。しかし、真摯な姿勢で取り組めば解決することもあるかもしれない。相手から来るのを待つのではなく、自分から行動を起こそう。

たとえ、関係が修復しなくとも、あなたにはやり切ったという感情があなたを救うはずだ。

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