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やりたいことをやっている人は生きが良い

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『好きなことをやっている時、人はニコニコと笑い活き活きとする。その表情からは若々しさが溢れ出ている』

さて、神輿で学んだ最後の教訓をお話ししよう。一つ新たな試みを行うだけでこれほど多くの教訓を学べるのだから足を運ぶことはやめられない。神輿に同行している間、私は知人の友人に質問をするだけでなく、周囲の人の観察も行っていた。

神輿を担いでいるもの。
一緒に歩いているもの。
若い者を励ますもの。

様々だ。

神輿を担いでいるのは本当にきついらしく、苦痛の表情で担ぐものもいた。

それもそのはず。
神輿は500キロ、担ぎ棒を含むと1トン近くになるという。

そのため大半の人は担いでは交代して休み、また担ぐ。といったことを繰り返しているらしい。

前の職場でお世話になっていた知人がいたので、声をかけてみた。

「お神輿は担がないんですか?」

すると、知人は機嫌良く答えた。

「俺はさっき担いだからいいんだ。疲れちまったからもういい」

そう言い、コンビニを見つけると「なんか飲むか?」と神輿から離れスタスタとコンビニに入って行ってしまった。

その後も神輿の列に追いついても私や周りの人と話すばかりで担ぐ素振りも見せなかった。

「神輿が好きだって言ってたけど、そんなに担がないものなのだな。
まぁ、疲れたら担ぎたい気持ちもなくなるか」

そう思ってまたしばし歩いては観察を行っていると予期せぬものを捉えた。

先ほど疲れたからもういいと言っていた知人がなんと一番前で担いでいるではないか。

それも満遍の笑みで。

そういえばこの知人はこの季節になると毎週月曜日には疲れた顔をしていた。

「昨日神輿担いで体がバキバキだよ。疲れは抜けないし、歳だな〜俺も」
と、毎度のように言ってくるのだ。

その度私は「それなら行かなきゃいいじゃないですか」と言うのだが、決まってこう返ってきた。

「ばかやろう。お前、俺から神輿とったら死んじまうよ。毎年この季節が来るのが、楽しくて仕方ねぇんだ。

神輿は俺の生きがいなんだよ」

と、毎回目をキラキラさせていたことを思い出した。
その後、他の知人と合流すると先ほどの知人同様、

「肩が痛い」
「疲れた」
「あとは若いもんに任せる」

と言っていた。
が、少しすると同じく満遍の笑みで担いでいるのである。

それはまさにはしゃぐ子供のようであった。

ここまで観察していて私はあることに気がついた。

知人や友人だけでなく、神輿の周りにいるほとんどの人が同じような表情を浮かべていているのである。
確かにきつそうな一面も見せるのだが、とても楽しそうでハツラツとしているのだ。

その活き活きとした表情は年齢よりもずっと若々しく見えた。
やりたいことを思う存分やっている人は、いつだってエネルギーに満ち溢れている。

この時、そう強く思った。

本日の教訓

■疲れすら忘れてしまうやりたいことを探そう

人はやりたいことをやっている時、疲れを忘れ、活き活きとしたエネルギーで満ち溢れる。

やりたいことをやろう。
やりたいことを探そう。

あなたの人生はやりたいことをやるためにある。

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