魅力的なLPを作る

魅力的なLPを作ろう!4 『ストーリーを掲載する』なぜやっているのか?

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共感できるエピソードを書き終えたら、いよいよストーリーの登場だ。実はストーリー部分を抜いて、とんとん説明に入っていくLPも多い。
しかし、信頼を得るためにはストーリーを入れたほうが効果的である。それはストーリーには力があり、心を動かすことに絶大な効果があるからだ。

同じひとつの出来事を取ったとしても、ただ真実を説明するだけとストーリーを用いて説明するのとでは受ける印象はまったく違う。
たとえば、ある街で防火訓練があったとしよう。

通常の説明で書くとこうなる。

2018年8月7日、ある町消防庁は町全体で町民を募り、防火訓練審査会を行った。
参加人数は全2000名中200名、男女50チームの参加となった。

当日は熱気に包まれ、どのチームも盛り上がりを見せた。
男子チームは〇〇商店街チームが優勝。
女子チームは□□酒屋チームが優勝を飾った。

このある町は市内でも訓練実施率が高く、町民の意識向上に寄与し、発展を遂げている。
来年度も実施する予定である。

とこのような感じで書かれる。
もう少し具体的に書かれるかもしれないが、どちらにせよこのような無機質な文章となることに変わりはないだろう。あまりに長いと何を言いたかったのかすらわからなくなる。書いた本人は満足しているのだろうが……。

これをストーリー形式に書くとこうなる。

「〇〇商店街訓練開始!!」
「よし!」

この日、会場内は多いなる熱気に包まれていた。
その中でも〇〇商店街は並々ならぬ想いを持って取り組んでいた。

〇〇商店街には絶対に負けられない積年のライバルがいたからだ。
△△電気店。

過去5回にわたる戦歴は

第1回目△△電気店優勝、〇〇商店街準優勝。
第2回目△△電気店優勝、〇〇商店街準優勝。
第3回目〇〇商店街優勝、△△電気店準優勝。
第4回目〇〇商店街優勝、△△電気店準優勝。
第5回目△△電気店優勝、〇〇商店街準優勝。

〇〇商店街はなんとしてもここで巻き返したい、負けてなるものかと窮地に追いやられていた。

審査会は8月7日。
〇〇商店街はまだ5月半ばだというのにすでに練習を開始していた。参加するメンバーは全員今年が初挑戦なのだ。
前年度実施の動画を確認し、経験者の指導を受けながらの練習となった。

6月下旬、ある新人メンバーAはB先輩にこう言った。
「どうですか?さっそく動きがつかめてきた気がします」

B先輩は頭を振ってこう答えた。
「全然だめだ。動きがすべて流れている」

そして、B先輩はさっと腰元に手を添え、走り始め、止まってからまたさっと手を下ろして起立の姿勢をとった。

「一つ一つの動作は必ず動作が止まってから。次の動作へと移行しろ。動きながらやるんじゃない」

新人Aたちは来る日も来る日も訓練を重ねた。
しかし、本番2週間を前にしても、隊員たちの動きはミスが多く、声も当初よりほんのわずか大きくなった程度の仕上がりだった。

不安を残した訓練当日。

Aは緊張して、その場を何度もうろつき、どんどん表情がこわばる。
「おい、A。そんな緊張するなって。出番までまだ2時間もあるぞ」
「……」

出番が近づいてくるとAの姿がどこにも見えない。
「Aはまたトイレ?」
「トイレにしては長くない?」
「探してくるか」

5分後。
「おい!Aがどこにもいないぞ!」
「僕たち探してきます」
「俺が探すからお前たちは準備してろ!」

B先輩は会場中を駆け巡り、階段の下でうずくまっているAを発見した。

「何やってんだ!もう始まるぞ!」
「先輩……僕棄権します……」
「何ふざけたこと言ってんだ!!ほら立て!」
B先輩は肩に手をかけたが、Aはピクリとも動こうとしない。
「おい!」
「絶対失敗するに決まってるんです……出るだけ恥さらしですよ」

B先輩は笑って言った。
「アホかお前。なんのための審査会だと思ってんだ」
「だって……」

「4年前、俺が審査会に出た時、同様に逃げ出した。お前とおんなじように思ってたよ。だが、この時言われた。なんのための審査会だと思ってるんだってな。お前考えたことあるか?」

「……ないです」

「審査会ってのはな審査するのが目的じゃないんだよ。本当の目的は動きを学ぶことにある。ただそれを発表する場があるってだけだ。日頃の成果を出せばいいんだよ」

「でも……」

「今までやってきたことを思い出してみろ。頑張ってきたことを見せてやればいいんだよ」

「優勝できなかったら……」

「失敗やしがらみなんて気にすんな。あとは自信を持ってやるだけだ」

「出来ますか?」

「出来る!」

「……」

「ここで逃げたらずっと逃げ続ける人生になるぞ」

「腹……くくります」
Aは立ち上がり審査会場へと足を運んだ。

「おい、A探したんだぞ!大丈夫かお前?」
「ああ、大丈夫だ。俺たちなら出来る。やってやろう」

その後、Aたちは練習で見せたことのない動きの良さ、大声を出し、観客を沸かせた。
そして、見事優勝を飾ることができたのだ!

この結果は町内新聞の一面を飾り、防火意識を高めることができた。

この日、Aは多くのことを学んだ 。
来年の審査会ではAが後輩の指導にあたるそうだ。

さて、どうだろうか?
ストーリーがない文章では単なる文章という印象しか抱かない。8月7日に訓練があったことは伝わるかもしれないが、それ以外のことは記憶に残らないだろう。しかし、一方のストーリーでは一人の青年の想いや商店街の背景などがわかり共感できた部分もあるかもしれない。そうすることで記憶に残るだけではなく、ファンになってもらうことができる。これこそがストーリーの力だ。

このように共感できる部分を見せたら、次はストーリーを使って心を惹く内容を掲載しよう。
共感を得て、変化を先に見せたあとはまた信頼の提供、そしてここで一気にファンになってもらう。

だが、ここでどのようなストーリーを掲載すれば良いのだろう?果たして書けるのだろうか?という不安に襲われるかもしれない。
心配ご無用。あなたの想いを全力でぶつけるだけでいい。ただそれだけだ。

ここで使うストーリーは

・なぜ行っているのか
・どのように行っているのか
・何を行っているのか

の3部構成で作成し使用していく。まずはじめになぜやっているのかのストーリーを掲載しよう。

人は何をやっているのかに心を動かされるわけではなく、なぜそれを行っているのか?
という理念や想いに心が動かされるからだ。いきなり何をやっているのかの説明を行うのではなく、想いを語り、心を動かす準備を行おう。

実際に見てみよう。

例)
ーーーーーー
ストーリーLPを作成しました。(なにをやっているのか)
ストーリーの特徴は人の心を動かすことに特化しています。(どのようにやっているのか)
なぜなら、集客に苦労している人が多いからです。(なぜやっているのか)

いかがですか?
ーーーーーー

では、心は動かない。
欲しいとも思わないだろう。

では、反対に

ーーーーー
誰しもがやりたいことをやれる世界を作る!
私はこの理念の元、集客に悩む事業者を助けたいと思い、日夜集客できる物を考えてきました。(なぜやっているのか)
物語は人の心を動かすという力があります。(どのようにやっているのか)
そのために、ストーリーLPというものを完成させました。(なにをやっているのか)

いかがですか?
ーーーーー

このようになぜやっているのかを冒頭に持ってくることで、あなた自身に共感してもらい、理念に共感してもらい、心を動かすことができる。

例)

 

さて、なぜあなたがこのサービスを行っているのかという想いを伝えたところで、⑤ベネフィットの載った自己紹介へと移っていこう。

ここでも自己紹介に少し工夫を入れる。

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