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部下の成長を願うのならバカになれ

『本当に部下の成長を願うのなら、少しバカになる勇気が必要だ』

部下の成長を願わないリーダーはいない。
リーダーはあらゆる手を使って部下の成長を願っているはずだ。

しかし、あれをやれ。これをやれ。では部下は思った通りに出来るようにはなるとは限らない。
では、一体どのような方法をとるのが良いのだろうか?それを探る方法として2人の社長に登場してもらおう。

Y社長はたった一人で社を成功へと導いた凄腕の持ち主だ。

社内でもカリスマ性を発揮し、部下への指導にあたっていた。

「8月に○○という大きなイベントを行う。そのための計画を発表する。Aくんは□□という作業を進めてくれ。Bさんは××というアイデアを持って顧客訪問を行ってくれ」

部下たちは「はい、かしこまりました」と作業に取り掛かった。

一方、N社長も凄腕の持ち主だと評判であったが、カリスマ性を感じられる経営者ではなかった。

「次のイベントに向けて○○という策を練ろうと思うのだが、Aくんどう思う?」

「そうですね~。こちらの案の方がよろしいのではないでしょうか?」

「なぜそちらの方が良いのかな?」
「○○案ですと、この点の強みを活かしきることができません。一方こちらの案ですと…あっ。社長、すみません。今見直してみたら、さらに良い案が浮かんできました!」

また別の時はBさんが持ってきたプロジェクトに対して、
「ちょっとここの部分がよくわからないな。なぜこの部分をこうしようと思ったのか教えてはくれないだろうか?」

「えっと、はい。これは□□という意味で、○○を行う際に、有効になるのです」

「なぜ□□を使うと有効になるのかな?すまないが、詳しく教えてくれないだろうか」

「これを行うと××という相乗効果が期待出来て…いや、待ってください。これだとあまり良い効果が得られる保証はありませんでした。
ここを少し改善した方が良さそうです。プランを練り直しますので、少しお時間ください!」

さて、あなたが部下の立場になったことを想像してもらいたい。どちらの方がより多くのことを学べるだろうか?

それはもちろんN社長の方である。
Y社長は確かにカリスマ性に優れたリーダーだ。しかし、部下の成長となると話は別になる。

優れた部下であれば、リーダーの指示だけで意図することを読み取り、自発性を発揮してくれるかもしれない。

だが、ほとんどの場合はそうではないだろう。
一方、N社長のやり方では質問を行うことで、社員自らに考えさせることができる。

人から言われたことをただやるだけと自分の頭で考えて行動するのとでは、断然後者の方が学びは大きい。

本当に部下の成長を願うのなら、迷わず後者のやり方を真似よう。

本日の教訓

■真のリーダーとは部下の成長を心から願える人である

社員にカリスマ性を感じてもらいたいのであれば、存分にカリスマ性を発揮すれば良い。しかし、社員の成長を願うのなら、社員自らの頭を働かせる工夫を施そう。

その上で、実行したい方策があれば、そちらへ誘導すればいい。
前者ほどのカリスマ性を感じてもらえることはできないかもしれないが、何もカリスマ性はそれだけではない。

カリスマ性は他のところで発揮しよう。

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