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人生は心に何を描くかによって決まる

『人生の目標を持とう。ただし、その目標は慎重に選ばなくてはならない。将来を見据えた人生設計を持っている人とその場その場で生きている人とでは30年経った後、大きな差が出てくる』

あるところに二人の野心溢れる青年がいました。

青年たちは昔からの付き合いでなんでも話し合える仲でした。学生時代にはよく行動を共にし、将来の夢を語り合うこともしばしばありました。

やがて青年たちは社会人となり、別々の道を歩むこととなりました。
10年後、同窓会が開かれ、二人は久しぶりに再会。Aはお金持ちになり、Bは未だ芽が出ていませんでした。

AはBに近づき、嬉しそうにこう話しました。

「久しぶりだな~。元気してたか?Bも事業を始めたって噂は聞いていたよ。どうだ?儲かってるか?」

「いや。まだまだ全然だよ。Aはうまくいっているみたいだね」とBは答えました。

Aは自慢げな顔をしてこう答えました。

「俺もまだまだだけどな~。もっともっと儲けたいんだ。金がないといいものも買えないからな」

そう言って見せてきたのは高級車のキーや高級時計。

「そうだ。Bが暇してるんなら、いい仕事紹介してあげようか。これは金になるぞ」

と話を持ちかけてきました。
すると、Bは結構。という顔でこう言いました。

「いや、それはいいや。僕には志がある。君の申し出はありがたいが、そのビジネスは僕の理念に反するものだし、今行っている事業とも関連性がない。第一、お金ファーストで仕事をしたいとは思わないんだ」

そう言い返すとAは呆れた顔でこう言いました。

「だから、お前はいつまで経ってもそんななんだよ。世の中金だろ。志なんて言ってる人間はもう古いよ。儲かってないんだろ?いいから紹介してやるって」

そう言いましたが、Bはきっぱりと断りました。

5年後、二人は別の式で再会をしましたが、環境は依然変わった様子はありませんでした。

Aは軽い調子でBにビジネスを持ちかけましたが、志にそぐわない。とまたきっぱりと断りました。

しかし、唯一変わっていた点がありました。
Bの周りにはいつも多くの人がいて、Aの周りにはあまり人が集まっていなかったことです。

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その15年後、また二人が再会した時、二人の間には大きな差が生まれていました。
Bは事業で成功を収め、功績を称えられ、皆から愛される人物になっていました。

一方のAもそこそこの成功を収めることができましたが、Aの周りに誰も寄り付くものはいませんでした。

Bがその光景を不思議そうに眺めていると周りにいた一人が、皆の気持ちを代弁するかのように話し始めました。

「Aはいつも金の話ばっかりする。あいつの頭の中は四六時中、金のことばっかだよ。

これは金になるのか?稼げるビジネスを紹介するよ。うちのサービス使えば、儲かるぜ。

やつはこんな話しかしない。

聞いているだけでウンザリするよ。

やつから出てくる言葉はいつも金のことだ。
ビジョンや信念というものがまるで感じられない。

だから、やつは道徳に反したことでも一切関係ない。金になるかどうかしか見えていないから、そんなことはわからないんだ。

呆れてものも言えやしない。そんな奴について行こうなんて思う連中は同類ばかりだよ。

それに引き換えあなたは違う。
あなたはまず信念を語る。

何のためにやるのか。
何をどうしたいのか。
どんな未来にしたいのか。

あなたも「お金が必要なのです!」と訴えている時があった。

しかし、それはすべて事業のためだと言っていた。私欲に使うことは一切ない。と。
私たちはあなたのその信念に惹かれて、ついて行こうと思ったんだ。

あなたの話には信念があり、私たちのことを考えてくれているのがよくわかる。

そして、その話にはいつも勇気や元気をもらえる。本当に感謝しているよ。

ありがとう。

あなたは決してやつみたいな人にはならないでくれよな」

本日の教訓

■マネーファースト、志ファースト。心のあり方が全てを決める

人生の目標を決める際には慎重になろう。
人は同時に複数のことを考えることはできない。

いつもお金のことばかり考えていたら、自ずとそういうことを考える人間になってくる。

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