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  1. ゲームに学ぶ人生戦略
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負けを経験している時、人は成長するチャンスを与えられる。

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『人生の節目節目で味わう敗北はあなたにとって貴重な教訓だ。全てが順調に行くことだけが、素晴らしい人生な訳ではない』

ある休日、夢幻と博識は久しぶりにカフェでお茶をしていた。
とは言え、話している内容はいつも通りゲームのことについて。

夢幻は最近ゲームがうまく出来ないことに不満を感じていた。その不満を聞いてもらおうと、夢幻は博識にお茶の誘いをした。

「最近、対人戦バトルに全く勝てなくってさ。上がったり下がったりの繰り返しだよ。どうもうまくいかなくてね」

愚痴っぽく夢幻が語ると博識はニヤリと笑った。

「どうしてそんなに勝ちにこだわるんだい?」
「そりゃあそうさ。勝てば上のランクに上がっていくからね。誰だって勝ちたいだろ?何もおかしいことなんてないじゃないか」

「確かに夢幻の言う通りだ。俺も勝ちたい。だけど、負けることも悪くはない。
逆に言えば負けを経験していない人ほど、薄っぺらいものはないよ」

興味を持った夢幻が質問をした。

「どういうこと?」

博識は答えた。

「一度も負けを経験せずに頂点を取る。これは憧れるし、かっこいいよな。いわゆる天才っていうタイプだ。もしくは、物や資源に恵まれたタイプ。どちらにせよ、周りから羨ましがられる存在だな。

彼らは文字通りいつも上手くいってトントン拍子であっという間に上の方まで行ってしまう。

それも、あまり考えることなく。

一方の負けを経験したタイプというのは全く逆だ。彼らはいつも上手くいかない。よく出来たと思ったら、また障害にぶつかり浮き沈みを繰り返している。ここでやめてしまう人もいるが、諦めずに果敢に挑戦する努力家と呼ばれる人もいる。

努力家がやることはいつも上手くいかない。
だからこそ、問題や課題に直面したら、その度、新たな戦略を考え出すことが日常茶飯事となる。

時にはそれでも上手くいかない。
だが、努力家はそれでもなんとか勝つ方法をあらゆる点から考え、問題を解決していく。

ここに両者に決定的な違いがある。
トントン拍子で上に進んで行ってしまった人たちは、そうでない人たちに比べて応用力に欠ける。

努力家は常に頭を回転させ、あらゆる可能性を追求するのに対し、天才はそういうことを一切行わない。
天才にはそれをする必要がないからだ。

そして、天才でも越えるのが困難な問題にぶつかった時、天才は初めて挫折を味わう。
しかし、努力家はいつものことだろうといつも通り、戦略を考え出す」

博識はさらに続けた。

「偶然勝ち続けることは確かに嬉しい。

だが、失敗や負けを経験することは勝つこと以上に大切なのだ。
なぜなら負けた時にこそ、頭をフル回転させ次の戦略を考えるからだ。

これを繰り返していくことによって成長した人間は何にでも対応可能な分厚い人になれている。

負けを経験することは自分をさらなる成長を促す素敵なギフトなんだよ」

本日の教訓

■負けや失敗から学んでいる人は人間的に分厚い

負けを経験している時、人は成長するチャンスを与えられる。

負けたからこそ、このままではいけないのだと気づくことができるからだ。

勝ちにこだわるのも悪くはないが、負けも良いものだと心に入れておこう。

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