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会社に期待できない人がやれる逆説的突破術!

子供の育成においても、会社の発展においても教育システムは欠かせない。むしろ、教育を怠ると必ず内部から腐り衰退の一途を辿ることとなる。

よく晴れた日。あなたは我が子を連れて人気のある公園へと出掛けた。遊ぶ子で賑わい、どの遊具も子が群がっている。
あなたは子供を遊ばせてあげようと一番人気のぐるぐる滑り台へと向かった。列に並び、何度か遊んでいるとある問題が起きていた。

先頭にいる子がドシンと座ったまま、全く動かないのだ。その横にどこからか拾ってきた石を並べ夢中になっている。と思いきや、今度は石をガンガン叩いたり、滑り台に転がし始めた。

あなたはその光景を見て内心「嫌だなあ」と思う。
後ろの子が「はやくいけよ!」なんて声をかけ、散々せっつかれて彼はようやく滑った。

しかし、彼はまた階段を登り始め列に加わる。
すると、今度は待っている子のことはなんのその。御構い無しに無理やり割り込んで滑り出した。

流石にあなたは我が子に怪我でもさせられたらたまったもんじゃない!と怒ってやろうかと思うたが、肝心の親が見つからない。仕方なくしていると、遠くの方からようやく声がした。

「○○ちゃん、ほら後ろ詰まってるから早く滑んなさい!」

振り向くとそこにはママ友とベラベラ話す女性の姿が。女性は少し注意するとまた話に夢中になった。

肝心の彼は……何も変わってない。

あなたは諦めて息子にこう言った。
「今日は他の公園であそぼ」

息子も巻き込まれていたことが嫌だったらしく、すぐにうなづいた。あなたと息子はその場を残念そうに立ち去った。

「じゅんばんまもらないとだめなんだよ」
「うん、そうだな。□□は順番守れる?」
「もちろん!」
「よし、良い子だ!じゃあ、次の公園に行こう!」

この話、何かに似ていると思わないだろうか?
勘の鋭い人ならもうお分かりだろう。
このシステムは会社そのものだ。

公園は会社。
親は上司。
子が部下。

である。

上司がきちんと部下に対して指導をしなければ、部下はそれで良いのかと悪い規則を行い始める。口で注意するだけではなかなか改善はされない(体罰をしろというわけではない)。

味をしめた部下は何をやっても怒られないなら適当でいいやと思うようになり、それを見た周りの部下もやる気がなくなっていくのだ。

そして、子供の話には続きがある。
あなたは帰宅するなり、妻にこう口にする。

「あの公園はダメだよ。全く民度の低い子が多い」

あなたたち家族は他の公園へと出掛けるようになる。

人気だった公園も気がつけば少しずつ人が少なくなり、賑わいを失っていく。

だが、そのことによりくっちゃべっていた親たちはますますうるさく言うものがいなくなったと喜び居座るようになる。そしてどんどんどんどん……

つまり会社で言えば、やる気のある社員は他の会社へと移っていく。
反対に悪態をついていた社員は住み心地が良くなるので居座るようになる。
次第に質の悪い社員ばかりになっていき、会社は衰退の一途を辿り始めるのだ。

こうなってしまったら道は二つに一つ。
組織を変えてしまうほどの教育システムを取り入れるか、さっさと転職してしまうかだ。

個人で組織を動かすにはとてつもない労力がかかる

まじめに考えている人であればあるほど、教育システムを構築して、組織を変えていこうと望むことだろう。

・上司が部下に正しく指導できるようにする。
・適材の人を紹介して能力を伸ばす。
・上司が率先垂範してよい行動を見せていく
・上っ面の教育研修を受けるのではなく、実践で使える教育研修を行う
・正しいフィードバックシステムを構築する
・なぜやっているのかの目的を共有する

などのシステムを構築しようと考えるのではないか。
しかし、これらは上の組織が正しく機能していなければ、個人レベルで実行していくことは難しい。

やはり個人で行う最善の手はきっぱりと辞めてしまうこと。
これに尽きるのではないかと思う。

戦うだけの労力がもったいない。即刻逃げる方が得策だ。

優秀な人ほど、本当に戦わずに辞めていく。無駄だということがわかっているのだろう。
そこに労力を使うくらいなら、さっさと優秀な会社へ移って仕事をした方がよっぽど良い。それに早い。

こういう話をすると

「でもさー!負けたままでいるのって悔しいじゃない?!だったら、見返してから辞めたいのよ」

と言う人がいる。

気持ちはわからなくもないが、冷静になってよく考えてもらいたい。
というか、その状態に陥ったら冷静ではなくなっている可能性が高い。

考えてみよう。
見返したとしてあなたにどのようなメリットがあるのだろうか?

一時的に心がすっきりするかもしれないが、やめて別の環境で楽しむことが出来るようになれば、もはやそのことなどどうでもよくなっていることだろう。
私には力があるということを誇示したいと思うのだろうが、別にそこで誇示しなくてもあなたには力があることに変わりはない
だから戦うことに労力を注ぐぐらいなら、負けるのが嫌だとかそんなことは気にせず、飛び出してしまおう。

ぬるま湯に浸かり続けて時間を浪費してしまうことの方が損失は大きくなることをお忘れなく。
それに付け加えてもう一つ。

大体の場合、見返してやろうと画策してもうまくいかずに終わることが多い。
結局そういう体質の上層部は変わろうという気など毛頭にないのだ。

個人で組織を動かすことも難しい。
戦うのなら、逃げることをお勧めする。

その労力は次で生かしていこう。

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