1. 心の在り方
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無駄だと思える経験をした時に

思えば、私は小さい頃からの出来事で蓋をしたい、思い返したくないと思えることがたくさんある。

三歳から九年間続けた英会話教室は何一つ身にならなかった。

専門学校に入ると進んだ道に全く興味がないことに気がつき、一週間で辞めたいと思うほどの苦痛を味わった。だが、辞められず二年間通い続けた。

この頃あたりから麻雀・パチンコといったギャンブルにのめり込むようになり、週末は朝まで麻雀、また朝から夜までパチンコ尽くしという日々を続けた。

この生活は結婚する少し前まで続き、約八年に渡って時間と資金を浪費し続けた。十八歳から二十六歳までである。浪費した時間は計り知れない。
そして、浪費した資金はざっとウン百万といったところであろう。

社会人になると詐欺まがいのインチキ商法に引っかかり百万円近くの高額な指輪を購入することになった。その返済は六年近くかかった。
同時期にある人にお金を貸した。起業資金として貯めていたお金であった。その金額は百二十万だ。未だにその大部分は返ってきていない。これからも返ってこないだろう。

めでたく二十三歳の時に、起業した。だが己の未熟さゆえに二年と持たず辞めてしまった。
それからはプロキックボクサーを目指し、新たな挑戦をするも世界一になれないことを自覚し、辞めた。たった四ヶ月だった。

二十五歳になった時、工場に勤めたが、すぐに向いていないことを悟った。それもそのはず。給与目当てで仕事をしていたからだ。そして、心身ともにボロボロになった。

二十七歳になり、知人のツテで外仕事をやり始めた。その半年後、新たなアイデアを思い付き、起業に向けて活動を開始した。兼業だったが、昼夜問わずがむしゃらに考え、労力を最大限注ぎ込んだ。

しかし、その二年半後。

私が行っていたことは需要がないと分かり、事業の撤退を決めた。私には何もなくなった。共に戦っていたパートナーも愛情を込めて育てていたサイトも熱意溢れる夢も大いなる道筋となる目標も。

私が費やしてきたことは全て無駄となってしまった。のだろうか?

私の元には本当に何も残らなかったのだろうか?
今挙げたことは全て浪費となってしまったのだろうか?

私はそうは思わない。これらは全て貴重な教訓だ。

三歳から学んでいた英会話では、好きなことをやらなくては身につかないという教訓を学び、専門学校では忍耐力を養った。

ギャンブルでは時間と資金の浪費であることが早い段階でわかった。この後何十年も気がつかずにいたらと思うと、ウン百万という浪費で済んだことは幸いなことだろう。

インチキなテクニックには辛い教訓のおかげで、もうこれからはそう易々とかからないはずだ。信頼できる人だからといってお金を貸すことは信頼関係を壊すことも悟った。

起業時には好きなことをやっても心が未熟なままではいけないことを学んだ。キックボクサーを目指していた時には、叶いそうもない夢があるということを早々に学んだ。

工場に勤務した時には、仕事は給与で選んではいけないことを学んだ。仕事は心を豊かにしてくれる感情に沿って選ばなくてはならない。

二度目の起業を目指していた時は、全く売れなかったので、その分学ぶことが多くなり、ビジネスに必要な知識をものすごく学んだ。その中で出会ったのが、今現在人生の中心となっているストーリーテリングだ。
この時、変に商品が売れていたら、もしかしたら出会うことがなかったかもしれない。今ではこの道で生きていきたいとすら思える宝だ。

もちろんこれらを体験しなくて済むのなら、体験しない方が良いに決まっている(そうなって欲しくないから書いている)。しかし、これらの経験全てがあるから今の自分があるということは否定できない。

どの出来事一つ欠けても、今の自分になっていることは決してないだろう。そう思えると今まで経験してきたことには感謝してもしきれない。

一見すると成果の出なかった経験は無駄なことで終わってしまったと思える。だが、そんなことはない。全ての経験は現在のあなたにつながっているのだ。

無駄だったと思える経験は何一つない。それでもそんなことはないとお思いなら、無駄に終わってしまったことを振り返ってみて、今の自分にどう影響を与えているのかを考えてみよう。出来事が終わった後にはたいていの場合何かしらの教訓があるはずだ。

過去に経験してきたことがあるから今の自分になることができている。過去の辛い経験があるから、次はその道ではない方向に進もうと思える。経験はどこかで生きてくる。

無駄だと思えることにこそ、宝が輝きがある。どんな経験も必ず今につながっている。あなたの行動を変えるきっかけとなっている。嫌な思い出で終わらせるのではなく、より成長するための材料にしよう。

あなたが経験したことに無駄など一つもないのだから。

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