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  1. ゲームに学ぶ人生戦略
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市場を作り出すのは間違いなくイノベーターである。彼らを味方につけよう

『イノベーターの言うことには説得力がある。そして、市場を作るのはイノベーターである』

前回博識は、 他ユーザーの動きを観察することで、キャズム理論の最初のステップ。

イノベーターが購入を決定し、それに促されたアーリーアダプターが商品を購入するまでのプロセスを学んだ。
この発見に喜び沸き立った博識はより一層ユーザーの観察に精を出していた。

それほど、素晴らしい発見だったのだ。
観察を続けていればまた何か学べることがあるかもしれない。そう思った。

そんな矢先、またしても博識は新たなことを発見したのだった。
博識がよく遊んでいるゲームは大体深夜過ぎになるとユーザー掲示板が活発となる。

そこで、常連ユーザーがゲームのことについて語り合うのだ。
大抵は雑談であったり、イベントに一緒に行きましょうというお誘い、対人戦バトルをしませんか?という内容で埋め尽くされている。

あまり人がいない深夜ということもあって、対人戦バトルをし終わったユーザー同士が、お互いの戦略についてよく語り合うのがほとんどだ。

その語り合いの中でただ一つだけ、今までのものと全く違うつぶやきがあった。
それは明らかに常識を逸した発言だった。

「コンボ100でも10倍にしかならないかー」

このゲームは仲間の攻撃が連続した場合、コンボボーナスとして貯めることが出来る。そして、コンボ数に応じて攻撃力にプラス値が追加される。とはいえ、コンボは通常10程度までしか溜まらず、倍率もせいぜい2倍がいいところである。

そのことはどのユーザーも承知している決して変わることのない常識だ。
それに対してこのユーザーは常軌を逸した発言をしたのだ。当然、その発言を見た数名のユーザーが反応した。

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「えっ?コンボ100だって?そんなこと出来るの?」

それが出来るんだよ。とそのユーザーは語り、やり方を余すことなく説明した。それでも、にわかに信じられないというユーザーに対しては実際に見せて説明をしていた。それはある特定のキャラクターに備わったバグ的な要素で、複数の条件がからみ合わないと発動されないものであった。

そして、そのキャラクターはほとんどのユーザーが「弱い」という評価をつけ、あまり活用されていないキャラクターであった。
ゆえにその事実に気付いているユーザーは誰一人としていなかった。

だが、そのユーザーはこの事実を発見し、皆に伝えた。
その直後、説明を受けた数名のユーザーが自分でも実際に体験し、「弱い」と言われていたキャラクターを育てると言い始めた。

新たな発見に掲示板は歓喜の渦に包まれていた。
この一連の流れを目の当たりにした博識は、またしてもイノベーターの動きを発見したのであった。

イノベーターであるユーザーが新たな価値を創造し、瞬く間に複数のアーリーアダプターが追随して市場を席巻していく様子を見ることが出来たのだ。

本日の教訓

■イノベーターに関心を寄せよう

イノベーターが新たな価値を創出したら、一気に需要が広まった。イノベーターは誰も知らない情報を自らの手で収集し広めてくれる。

それはイノベーターが実験を行うことが大好きで、良し悪しに限らず全可能性で、試作を試しているからだ。

まずはイノベーターを見つけること。
イノベーターに訴えかけること。

または自分自身がイノベーターとなり、新たな可能性を自らの手で広げること(と言っても、これは難しいが)

イノベーターがそのサービスの使い道を広めてくれ、見た人が欲しいという連鎖を生む。

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