ゲームに学ぶ人生戦略

正しい武器を身に付けなくてはならない

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ある休日、博識剛志(はくしきつよし)は朝からオンラインゲームに没頭していた。博識は休日にゲームをやるのが好きなのだ。

そこで、博識はゲーム内に夢幻大好(むげだいすき)を発見した。

「あっ、夢幻もやってるな。どれ程強くなったのだろう?たまにはチーム組んでやってみるか」

そう思った博識は夢幻にチャットを送った。

「やぁ夢幻。たまには一緒にやらないかい?」

すると、すぐさま「いいよ!僕もかなり強くなったからね。やろう!」と返事がきた。

早速パーティーを組み、博識は夢幻のステータスを見て驚いた。
なんと夢幻は戦士なのに、杖を装備しているのだ。驚いた博識は思わず、チャットを打った。

「な、なぁ、夢幻。お前は戦士なのに、なぜ杖を装備しているんだ?」

夢幻から返ってきた答えは、シンプルなものだった。

「えっ?だって、この杖かっこいいじゃん。それに周りのみんなも装備しているし、人気なんだぜ?博識も同じ理由で装備しているんだろ?」

その答えに思わず、博識は目を丸くした。

「いや、確かにかっこいいけどよ。お前の武器は剣なんだぜ?周りのみんなが装備してるからって理由で装備しちゃダメだろ。だいたいお前の周りにいるやつは魔法使いばっかりじゃないか。俺も魔法使いで、今はこれが最適だから装備しているだけで、弱くなったりしたら、すぐ変えるよ?」

博識は少し、呆れていた。

「えっ?そうなの?みんなかっこいいからつけているのかと思った!自分でも薄々、何か違うなとは気が付いてはいたんだけどね。あまりにも仲間のみんなが楽しそうにこの武器使ってるからさ。混ざりたかったんだ」

博識は共感しつつも、こう答えた。

「気持ちはわかる。みんながその武器の必殺技の名前を連呼しているのを見てると、使いたくなるよな。でもな…

キャラクターにあった武器を正しく選ばなくては、正しい力は発揮されないんだよ。
だから、憧れや人気だからで武器を選んではならないよ。かっこ悪くてもお前にあった武器が一番適正なのだから」

「でも、この武器高かったんだよ?」

「名残惜しい気持ちはわかるけど、夢幻にあった武器にしなさい」

「わ、わかったよ。じゃあ、どれがいいかな?」

「これなんかいいんじゃない?ほら、段違いに強くなった」

「あっ、ほんとだ!楽に敵を倒せる!実は今まで苦戦していたんだ。自分の武器を使うってこんなにも素晴らしいことなんだね!」

さて、このようなことはないだろうか?

周りのみんなが受けているから自分もその勉強をする。資格を取る。

今流行っているからその手法を取り入れる。

だが、その武器は果たしてあなたの職業にとって、適正なものだろうか?

確かに、みんなが同じキーワードを使って話をしているのを見聞きすると、自分も混ざりたくなる。しかし、自問してみよう。

果たして自分にとって本当に必要なものなのだろうか?このやりたいという気持ちは単なる憧れや楽しそうだから。そういう感情なのではないか?今の自分にとって本当に必要なものはなんだろうか?

あなたの道を切り拓くものだけ取り入れよう。

それは周りから見たら地味なものかもしれない。特別なものではないかもしれない。かっこ悪いものなのかもしれない。

しかし、あなたの道を切り拓く武器であるならば、迷わず手に入れよう。それがあなたにとって最高の武器なのである。

本日の教訓

■あなたにあった武器を身につけよう

流行りの資格、人気の資格、それらには魅力がある。しかし、もしかしたらそれは自分にとっては不必要なものなのかもしれない。
自分がこれからやろうとしていることは、憧れや人気だからという理由ではないか、自問してみよう。

誤った武器を装備していても役に立たないばかりか、負担になったり、足を引っ張ることもある。得意な武器を装備しよう。

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