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ターゲットは具体的であればあるだけ良い

『具体的とは一体何を指すのだろうか?そう悩んだら、これ以上枝分かれすることが出来るかどうかを基準にしてみよう。枝分かれできるのなら、まだ具体性に欠ける』

先週おばあさんにコンテンツを絞ることの重要さを学んだ少年はあれから数日間、考えを巡らせていた。

考えが核心に近づいてきた時、少年はあることに気が付いた。

「あれ?そういえばこれってどこまで考えればいいのだろう?」

少年は深く疑問に思った。そこで少年はまたおばあさんに尋ねてみることにした。

「ねえ、おばあさん。先週の話をまた聞かせてくれない?あれからまた随分と考えてみたんだ」
「もちろんいいわよ。どんなことを考えたのかしら」

おばあさんがいつものように優しく優しく微笑んだ。

少年は話し始めた。

「うん。あれからね、コンテンツを絞ること、ターゲットを絞ることをずっと考えていたんだ。

そこでね、それらを絞り続けたの。でね、思い切ってすごくコンテンツを絞り込んでみた。

僕は『1人で遊ぶことが好きな子を対象としたおもちゃのブログ』をやることにしたの。絵本やお菓子、ゲームのことは一切やめて一つに絞ったの。すごく絞ったでしょう?」

「そうね、とても良いことだわ」

おばあさんに褒められて少年は少しほっとした表情を見せたが、まだ納得のいっていない様子だった。

少年は続けた。

「でもね、何かスッキリとしないんだ。ターゲットは絞れたような気がするんだけど、これで良いのかな?まだ何かが足りていない気がするんだ。自分では考え尽くした気がするんだけど…」

「そうね、どういうところが引っかかっているのかしら?」

おばあさんは導くように問いかけた。

「うん。「1人で遊ぶことが好きな子を対象としたおもちゃのブログ」これかな?絞れたようで絞れていない気がする」

「そうね、どこが絞れていないのかしら?」

少年は考え始めた。

「なんか漠然としてるんだよね。1人で遊ぶことが好きな子の人物像が思い浮かばないんだ」

「どうしたら思い浮かぶようになるかしら?」

おばあさんが問いかけた。

「うーん。幅がまだ広いのかな?この子は男の子なのか女の子なのか。年齢は何歳ごろの子なのか。

あっ!そっか。そういう情報が抜けているんだ」

「そうね、でもまだ足りないわ」

少年はまたしばらく考え込んだ。

「性別、年齢…他には性格!音がよく出るおもちゃが好きなのか、乗り物系が良いのか、そういうのによっても違う!」

「そうそう、その調子。まだあるわ」

おばあさんは少年を励ました。

「あとはね〜おうちの広さも関係するよね。お部屋が大きければ、大きいおもちゃも置けるけど、あまり大きくなければ、邪魔になっちゃう」

「そうね。思いつく限り、それらを考え出してみましょう」

その後も少年とおばあさんは応答を繰り返し、だんだんとターゲットを絞ることができた。
そして、ついに少年は具体的なターゲット像を見出すことができたのだ。

「そうか、具体的に見えてあまり具体的ではなかったんだね。でも、これってどこまでやれば良いの?」

少年は身を乗り出しておばあさんに質問した。

「思いつく限り、とことん具体的に。よ。状況が少し違うだけでもマーケットが異なることは今やっていて分かったでしょう?

だから、枝分かれできなくなるところまで具体的に絞り出すのがいいわ。

こういうのをね、ペルソナ・マーケティングって言うの。対象者を1人まで絞り込んで、その人に響く内容で統一するの。

そうしたら、あなたの文章は届けたい人に必ず届くはずだわ」

「ペルソナ・マーケティングかぁ。自分でも少し調べてみる。おばあさん、ありがとう!これでやってみる!」

少年は胸のつっかえがとれて満足した様子だった。

本日の教訓

■少し違うだけでも大きく違う

実際にペルソナ・マーケティングを調べて人物像を書き上げてみよう。ほんの少しターゲットの環境が変わるだけでも、求めている情報は全く異なるということがよくわかる。

ここが曖昧になったままビジネスを進めてしまうとメッセージがターゲットにうまく伝わらないコンテンツを提供することになってしまう。

どこのどんな人に向けたメッセージ・サービスなのか可能な限り具体化しよう。これ以上はないというところまで行って初めて具体化できたと言える。

もちろん、これは自戒も込めてである。

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