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直接会って話すと学びが加速するのはなぜだろうか?

『人との会話はすごく学びの場にふさわしい。人間同士だからこそできる特別な学びなのだ』

少し昨日の話の続きをしよう。
私たちは努力の話以外にも人工知能について話を交わした。

と言っても私はほとんど無知に近く、知っているのは人工知能は膨大なデータによって作られているということだけだった。

会話なら会話データのありとあらゆるものを補完し、状況に応じてその場に適応した言葉が出る。そんなようなものなのだろうと思っていたのだ。

だから今はまだ、人工知能が3歳児レベルだと言われていても、すぐに追い越して行くのだろうなと思っていた。
というかなぜデータを詰め込むだけなのに、技術の進展が遅いのだろうと不思議に思うほどだった。

詰め込むだけならすぐできるのではないだろうか?

そんなことを思いながら私は相手に質問をした。ちょうど人工知能の勉強を行っていると言っていたからだ。

「なぜデータはすぐには集まらないのでしょう?」

質問をするなり相手はすぐに答えてくれた。

「それは人工知能がディープラーニングを必要としているからですよ」

「ディープラーニング?」

「そう、ディープラーニングです。要するにデータを詰め込むだけではなく、計算をしているんですね。

例えば、おはよう。という言葉が来たら、それに対しての返答を学ばせます。そして、学んだ単語の中から候補となる語彙を確率によって選びます。おはようと言われたら、おはようと返答する確率は90%。こんにちはと返答することは5%のように一つ一つ計算し、学習させていくのです。

これを一つの言葉に対して膨大なデータを学ばせ、一つ一つが選ばれる確率をデータを元に計算する。その次にくる言葉に対してもこの計算を同様に行うのです」

「へ〜、そうなんですか。つまり、簡単に言えばデータ収集、確率計算、データ収集、確率計算の繰り返しを行っているということですか?」

「そうですね。そんな感じです。

で、人間同士の会話では最初と最後の会話までつながりがあると思うのですが、これに関してもパターンを算出し、確率を計算して、適正なものを選択しているんですね」

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「そうなっていたんですね。私はてっきりデータを詰め込めば良いのかと思っていたのですが、そんな単純なものではなかったんですね」

あまり正確ではないが、確かこのようなことを教えてくれた。おかげで私は人工知能がどのような仕組みで成り立っているのか。その断片を掴み取ることができた。

次の日になり、自分でも人工知能の学習をしようととある本を開いたのだが、書いてあることが難解でさっぱり理解することができなかった。

昨夜は少し理解することができたのに。
人から教えてもらうのはわかりやすくて学びに良いんだな〜と思いを寄せていたとき、ふと思った。

「なんで人から教えてもらったほうがわかりやすかったのだろう?」

本を読んでいる時と違うことは何か。

…頭の中で情報を自分の知っていることに置き換えることが出来るから?

いや、これはどちらでもできるし、実際に行っている。

言葉以外での非言語情報から伝わってくるから?

いや、そんな感じはしなかった。

人と会話していた時にしていたもの。質問?
そうか、質問か!

対話だとわからないところですぐに質問することが出来る。必要に応じて、深く掘り下げることも話を他のものに変えてわかりやすくすることもできる。

これか。だから、人と会話しているときの方がよく飲み込めるんだ。

情報が一方通行ではなくて、双方向であることがポイントなんだ。
本を読んでわからないことは人に会って直接対話をするのが良いということを学んだのであった。

本日の教訓

■本を読むのは良いが、人に会って話を聞くのはもっと良い

本から得られる情報は一方通行のものとなってしまう。そのためわからないことはわからないままで終わってしまうこともある。

人と会って話を聞くのは情報を双方向のものにすることができるというメリットがある。自分のレベルに応じて質問することが出来るのだ。

これを活用しない手はない。人と会うことは良いことだ。

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