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インスタの偽医学ってのはようわからんけど、それを見た人が
脱ステロイドはダメ
ステロイドは悪くないが広がるのは勘弁してもらいたい。
脱ステロイドをやってる人を『脱ステロイド推進派』と過激派みたいな扱いもほんと勘弁してほしい。
脱ステロイドでしか重度のアトピーは治らんのだよ!
— 作田勇次 (@yuji_sakuta86) 2019年3月1日
脱ステロイドを行うことは悪いことなのだろうか?
もちろん悪いことだとは思わない。もう何度も登場しているが、僕の場合は少なくとも幼少期からステロイドを塗っていたおかげで、30年経った今でもアトピーに悩まされてる。
そして、脱ステロイドを行うことで初めて回復の兆しが見えてきているからだ。
しかしながら、脱ステロイドを行うことは悪である。という説が巷では流れているようである。
まあ昔からこの手の言い争いがあることは知っていた。
僕自身も独学で調べていた時に脱ステロイドを行って治ったという記事もあれば、ひどくなるだけで全く効果がなかった。という記事が乱立しているのを見ていたからだ。
実際に脱ステを行って、一度は失敗して悲惨な目にあったわけだが、それでも脱ステが必ずしも悪いものだとは思わなかった。
治っている人がいるということは少なからず希望であり、きっと何かがあるのだと思わせてくれた。
どちらかと言えば、「アトピーを完治させたい!」と訴えかけているのに、ステロイドを一生塗るしかないと言うてくる医師のほうがよっぽど信用ならんと思っていた。
ステロイドは悪なのか?
それとも脱ステロイドが悪なのか?
その当時はわからなかったが、今でははっきりとわかる。
なぜこのような話をしているかというとこのようなツイートを目撃したからだ。
10数年前「脱ステ」ママに伝えられなかった言葉を綴りました。
今まさにお子さんのアトピーで悩んでいる、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんに届きますように。あの日お会いすることができなかった「脱ステ」ママへの手紙 https://t.co/D2GycOWWvv @otsukamanさんから
— 大塚篤司【医師・医学博士】 (@otsukaman) 2019年2月28日
どうやら、脱ステロイドが悪という話はインスタグラムから発生した『ハッシュタグ#脱ステロイド』がきっかけとなっているようだ。
試しに検索をかけてみるとそれは壮絶な姿の写真が次々と現れてくる。
特に皆が関心があるのはアトピーを患ってしまった赤ちゃんのようだ。
顔中がかさぶたになり、アトピーを知っている僕でもかわいそうだなと思う(思うだけで、やめろとは思わない)。
お母さんたちはなんとかしてわが子をアトピーから救ってあげたい!ならば脱ステロイドを行おう。と決断し、決行している。
しかし記事中にあるように中には脱ステロイドを行って、失敗させてしまう例も少なくない。
そのためにこのような注意喚起を行う記事が出され、賛同した人が称賛しているのだ。
今でもものすごくリツイートされ続けている。
だがしかし、脱ステロイドを行うことは本当に悪いことなのだろうか?
記事にあるようにステロイドを塗ることはよいことなのだろうか?
僕個人の意見を言わせてもらえれば、どちらもNOだ。
では、脱ステロイドを行って、ひどい状態になっても放置しておけばよいのか。ということに関してもNOである。
なぜこのようなことになってしまったのかの背景をたどると、ひとえに正しい情報がきちんと行き渡っていないから巻き起こっているのではないかと思っている。
つまり、正しい知識を学ばなければ脱ステロイドは失敗に終わってしまうことが多い。
自然治癒を目指すにしても、本当に自然にしていればよいというわけではなく、正しい方法で自然治癒を行わなくてはならないのである。
きちんと脱ステの名医を探し出したか?
糖質制限1日40g以下を毎日守っているか?
脱保湿は抜かりなくできているか?
水分の摂りすぎもアトピーには良くないことを知っているか?
正しい知識を身に着けよう。
医者が啓蒙しているからそれが正しいと鵜呑みにしてしまうのではなく、反対の意見を言うている人の意見にも耳を傾けるべきだ。
事実、僕が通っている脱ステロイドの名医、藤澤重樹先生はご自身の著書の中で、9割の医者がアトピーの本当の治療のことは知らないと言っている。
正しい情報を身に着けることで初めて自分や家族の身を守ることが出来る。
医師が言ってるから、周りのみんなが言ってるから、それは間違っていると言われたから。
表面上の内容で判断せずに、まずはきちんと調べてもらいたい。
脱ステロイドが悪なのではなく、ステロイドが悪なのではなく、きちんとした情報が滞っていないことが混乱を巻き起こしている。
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