1. アトピー性皮膚炎のこと
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脱ステロイドで起こるリバウンド症状対応には正しい知識を手に入れても相当の覚悟が必要!

アトピー完治には『乾燥』が必要だ。よし、そうとわかったら早速実践だ!
と試みたくなる気持ちは大いにわかる。しかし、脱ステロイドを行うと必ず起きるリバウンド症状のことを深く知っておかなければ、この先の戦いを勝ち抜くにはとてもしんどさを感じることだろう。

あらかじめお伝えしておこう。脱ステロイドを生半可な気持ちで行うととてつもなくしんどい。正しい知識を持ち合わせていても、とにかく実行してからの3ヶ月間は想像を絶するほどの地獄が待ち受けている。

なぜこうなってしまうのかについては、次の機会からお話ししていくが、まずはどのような地獄が待ち受けているのか。僕の体験談を元にお伝えしていこう。

しかし、アトピーを完治させるのであれば、この道を通らずして治すことはできず、避けては通れない。一つ考え方のアドバイスをしよう。

ステロイド治療を続けていけば、想像を絶するほどの地獄を味わわないで済むかもしれない。だが、代償に一生薬を塗り続けなくてはならない。という未来になるが、一度苦しみに耐え抜けば、その先何十年という人生は薬に頼らずに生活できる。という明るい未来にすることができる。

ずっと苦しみ続ける必要はない。今だけまとめて苦しんで明るい未来にしようではないか。大丈夫、死にはしない。

必要なのは、やり遂げてやる!という不屈の覚悟だけだ。
実際に脱ステロイド・脱保湿を行うとこのような離脱症状が起きてくる。

意気揚々として臨んだ脱ステロイド治療も開始してわずか4日にして、誰がみてもわかるほどに顔の肌がボロボロ落ちるようになり、赤く腫れ上がっていた。

その姿はまるで試合終わりのボクサー、いや土偶のような目といったほうがわかりやすいだろうか。とにかく顔の皮膚がただれ、腫れ上がり、自分で見ても見るのが辛いというほどに変わり果てた。

人から見られたくないと塞ぎこんでしまい、人に会う用事は全てキャンセルした。自分の容姿が乱れる姿を目視することは辛い。特に顔となると心が締め付けられる。しかし、一過的なものに過ぎない。放っておこう。

この時あたりから慢性的な寝不足に襲われるようになる。1日まとまって寝れる日などなく、せいぜい2時間程度寝てはかゆくて起きての繰り返しをしていた。とにかくかゆい。

よく「かくと悪化するからかゆみがあっても我慢しなさい」と助言してくる人がいるが、無視して良い。1箇所蚊にさされた程度のかゆみどころではない、強烈な離脱症状が襲ってくる。我慢などとてもできないほどの尋常ではないかゆみだ。

シャレにならないほど苦しい。寝れないほどのかゆみが30分以上も。それも全身を駆け巡る。

かゆい時は仕方ない。かいてしまおう。無理に我慢してストレスを貯めて、結局はかいてしまうのだから、はじめから思う存分かいてしまえばよいのだ。その方が、傷つけてしまったと落ち込む時の負担も軽くなる。

かくと傷をつけて、滲出液が出たり、状況が悪くなる。
しかし、それよりも日々回復してると思い込んで(重要!)、次の日を迎えよう。僕がやっていた対策としてはとにかく、爪を伸ばさず丁寧にやすってあげること。爪は簡単に傷つけてしまう。

離脱症状は20日を越えても、おさまる様子を見せない。それどころかますます広がりをみせ、しんどさを増していく。はじめのうちはとことん症状が表面化していくのである。日中のかゆみは猛威を振るい、思考能力を低下させていく。

少しもよくならないどころか、症状が表面化し不安を募らせることだろう。
だが、そういうものなのである。これも詳しく次回以降に説明していくが、そのうちに回復していく。

また体内のバランスが崩れるのか急激な寒気に襲われ、突然ガタガタ震えはじめる。こんな時は無理にでも体を激しく動かそう。運動して代謝を上げることで寒気は取れる。

1ヶ月が経過しても相変わらずリバウンド症状は猛威を振るう。
午前中いっぱいずっとかゆみに襲われ、ただひたすらにかきむしる日も。

この1ヶ月間はとにかく時間の流れが遅く、24時間がこんなに長いのかと感じるのみだった。そして、常に頭の中はかゆいと思うことと寝不足により、何も考えられない状態がひたすら続き、ただ存在しているだけで精一杯な状態が続く。

自律神経も乱れ、かゆみに襲われかき続けている間は些細な音すら、苛立ちの原因となり、息子や妻に当たり散らしてしまっていた。

2ヶ月が経ち、ようやく回復の傾向が見え始める。
が、これも患部によってかなり違いがある。顔の症状は早めに回復し、見た目もだいぶ見れるようになってきたが、滲出液が出てぐちゃぐちゃでどうしようもない部位もある。腕は真っ赤で皮膚がまったく付いていないように見えたりとさまざまだ。

相変わらずかゆみはあり、発作的なかゆみを発症する。
長い時には2時間ずっとかいている。ということもあり、信じられないほど辛い。

特に辛いのが、ご飯を食べ終えた後、衣類を着替える時だ。
この2点は必ずと言っていいほど発作を伴い、毎日僕を苦しめた。

3ヶ月に差し掛かったところで、ようやく肌に変化が現れ、大きく落屑していた皮膚もだんだんと細かくなってきた。赤く腫れあがるだけで、回復している兆しを一向に見せなかった肌もだんだんと赤みが引き、落ち着きを見せはじめる。

かき崩してジュクジュクしてしまう肌も次第に落ち着くようになり、ジュクジュクしないですむようになってきた。

ボキャ貧でかゆいというワードしか書いていないことが誠に申し訳ないのだがw、症状自体は3ヶ月経過後より少しずつ落ち着きはじめている。

食後の発作もほとんどなくなり、着替えの際の発作も数分で済むようになる。とはいえ、時より発作は起こる。が、それでもかき崩した後の皮膚は初期に比べると立派なもので、次の日には回復しやすくなっている。見た目にも明らかな変化が現れ、徐々に回復を見せはじめる。初期の頃はボロボロと落ちる皮はかなり大きなものだったが、その皮も少しずつ細かくなり、量も減っていく。

4ヶ月を越えてきてからは茶碗一杯分出ていた落屑も一掴み程度の量に減った。

と、このように壮絶なリバウンドが起き、生きているだけで精一杯な状態が3ヶ月間も続く。

ここには載せていないが、これ以外にも

・布団に入ると腕が熱を持って寝れない。痛いしかゆい。
・茶碗一杯になるくらい落屑する。
・布団は血だらけになり、汚れる。
・その血が魚のような生臭さを出す
・ベチャベチャになり、かなり不快感を出す。
・手が荒れすぎて、家事ができない。
・余裕がなくなり、子供の世話をすることもできない。
・自律神経が尖りすぎてて、少しのことでイライラする。
・見た目が悪くなるから人の目が気になる。
・誰とも会いたくなくなる。
・治ってきたと思うたら、かいて壊しての繰り返し。
・それにより見た目はどんどん悪くなるから治っているのか毎日不安になる。
・このやり方であっているのかと精神的に追い込まれる。

などなど心身的に地獄を味わうこととなる。

実は正しい知識を得ることでリバウンド症状はこれでも落ち着いている方なのだ。それでも、壮絶であることに変わりはない。

しかし、前述しているとおり3ヶ月を越えれば、かゆいものの壮絶さは和らいでいく。あなたも脱ステロイドを実施すれば、この3ヶ月の間に何度か心が折れかけることだろう。症状が悪化しているように見えて、間違っているのではないか?と信じられなくなってくることだろう。

だが、このような道を歩んでいくものなのだ。

症状が落ち着いてくるまでには3ヶ月以上かかる。
絶対に治してやるという覚悟を持って、心を折らないと誓いを立てよう。
信じて突き進めば、自分でも驚くほどに皮膚が回復していく。
では、次回から具体的なやり方をお伝えしていこう。

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