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肌を見られることを忌み嫌うあなたへ。逆境を乗り越える5つの方法

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もう人には会いたくない。
こんなのは僕じゃない。
本当の僕はもっと違う……。

脱ステを行うとゾンビのような皮膚になり、人と会うのが嫌になる。
実際僕もボロボロの顔を見て、人と会うのがとても嫌になった。有料のセミナーも思わずキャンセルをしてしまったほどだ。

普段かぶらない帽子を被って、マスクもして、前髪も下ろして、なるべく顔の表面が出ないようにしていた。

人と会う約束もすべてキャンセルした。

やってはいけないとされる、皮膚の剥がれそうな皮を無理やり落とすことを何度も行った。しかし、2日もするとまた肌がぼろぼろの状態となる。
そして、無理やり落とすことで本来新しく付こうとしている肌まで剥がれ落としてしまい、治りが悪くなる。

保湿することも、無理やり肌を落としてしまうこともやってはいけないことなのに、人から見られるのが嫌すぎて、抵抗しようとしていた。

だから、いきなり気にするなと言われても激しい抵抗を覚えると思う。
人が違う。こんな印象を持たれても不思議なことではない。

脱ステをやり始めたとき、まず初めに顔の肌がぼろぼろになった。
顔全体に炎症が広がり、お岩さんのように腫れぼったい目となった。

今まで知っていた自分と違うことに激しい動揺を覚え、これは自分じゃないとふさぎ込みそうになったことを鮮明に覚えている。

むろん、周りの人からの目は明らかに変わった。
いきなりの変貌ぶりに声をかけずにはいられないのだろう。

「どうしたの?!大丈夫?!」

僕のことを知っている人はほとんどこう声をかけてくれた。
そのたび、僕は「大丈夫です。ちょっとステロイドを抜いているんですよ」という説明をし続けた。

はじめのうちは説明をすると、とても心配そうな顔で「そうなの。辛そうだけど、がんばってね」という温かい言葉をかけてくれる。はじめのうちは、だ。

症状はリバウンドし、激化。周りの声もだんだんと変化していく

脱ステを行っている人ならわかることだが、リバウンドは3か月以上ずっと続く。
その間の肌の状態はピークを迎えるまでボロボロになり続ける。

するとどうだろうか。
周りの人はすぐに改善するものだと思うているのか、こう話してくる。

「ねえ、本当に大丈夫なの?」
「その治療方法で合ってるの?」
「民間療法なんでしょ?怪しくない?」

とにかくネガティブに聞こえる言葉が多く飛び交うようになる。
すべては心配からくることなのだろうが、がんばって地獄を耐えている身としては染みる言葉の数々だ。

合っているという確証など得られないまま進めているのに、追い打ちをかけるようにこの言葉を投げかけられることは辛い。

あまりに多く声掛けされると心も揺らいでくる。

治っていないのかな……
そんなにひどいのかな……
やっぱり脱ステロイドってよくないのかな……

不安と恐怖で、自分が行っていることは間違いであるのかもしれない。と勝手に思い込んでしまう。
会うたび、会う人誰もに言われ続けていると精神衛生的に非常によろしくない。

では、こんなときどうしたらよいのだろうか。
逆境を乗り越える5つの解決方法がある。

心を疲弊させる逆境を跳ね付ける5つの方法

1.まずは専門医の話を聞きに行こう

以前にも書いたが、脱ステを独学でやることはあまりにも難しい。
僕も独学でやったことがあるが、それはひどい目にあった。

そして、合ってるかどうかがわからない不安は心をすり減らす。

無知のままやることはただ症状を悪化させるだけで終わらせてしまうので、一度は信頼できる専門医の元へ話を聞きにいくことをお勧めする。

僕は本気で完治させたいと思うたので、家から1時間半離れた藤澤皮膚科に通うことにした。はっきりと言う。近くの皮膚科に何件通っても、脱ステの知識を持たない医者の元で指導を受けることは時間もお金も無駄だ。多少遠くても信頼ある専門医の元へ通おう。

正しい知識を手に入れることが第一歩!
その一歩を踏み出し、知識を手にすることができれば、自信を持つことが出来る。

2.自分が行なっていることに自信を持って堂々としていよう

正しい知識を手に入れたら、後は堂々としていよう。
何を言われても、自分の持っている知識が正しいということがわかっていれば、対抗することが出来る。

脱ステを行うと、どういうことが起きて、なぜリバウンドを伴うのかを理論的に説明しよう。

「初めのうちはリバウンドが起きるので、必ず見た目が悪くなるんです!というのも、アトピーの人って自己免疫力が普通の人よりも少なくて、10が上限だとしたら、ステロイドを塗りたくってしまった人は3とかになってしまうんですよね。

そうなると、薬を抜くと7足りない分がリバウンドとして表面に出てくるんですよ。で、この自己免疫力ってすぐに育つわけではなくて、3カ月を過ぎるまでは異変に気が付かないとか力が足りないとかで、この状態が続くんですよね。

けど、そこから徐々に自己免疫力が4とか5とかに育ってくるようになって、少しずつ回復に向かっていくんです。なので、3カ月までは辛い状態が続くのですけど、そういうものなんですよね。

医師からも『3か月間は頑張って!』と言われてますし、調べてみると他の脱ステを行っている患者さんも同じような症状をたどってるみたいなんです。だから、大丈夫です」

たいていの人にはこのような説明を行うと、「それは大変だけど、がんばってね」という温かい言葉をかけてくれる。
しかし、そうは言っても、そのことを忘れてしまう人もいるし、やっぱり心配して先ほどのような言葉をかけてくる人がいる。

基本的にはいつでも威風堂々と、このことを伝えていけばいい。

「こういうものですからね~」
「今まだ2カ月目なので、こんなもんですよ」

自分がやっていることは正しいことなのだという確証があれば、心を保つこともできるだろう。

それでも、その間に何度も不安をあおるような言葉をかけてくる人がいたら、その人からは距離を置こう。
あなたのことを心配して小言を言うてくるのだが、こういう時は反対につらい。
堂々としていればよいが、不安な言葉を投げかけられ続けていると、不安になってくるものだ。
心が揺らいでくるとまた強く自分を保つことは難しい。

そうであれば、いっそのこと一時的に接触することを控えていやなことを言われないようにしよう。

なに、よくなったらまた会えばいい。
その時まで少し距離を置いて、自分のメンタルケアを行うことを優先させるのだ。

3.理論を話しても理解されない人からは逃げる!

先の続きに近いが理論を話しているのにもかかわらず、まったく理解してくれない人と対峙することになったら、迷わず逃げることを選択しよう。

説得しようとするのもいいことだが、相手を変えることはほぼ不可能だと思うてもらっていた方がいい。
どういうわけかこういう人たちというのは、信念にも近いかたくなな理論があって、それではだめだ。こうしなさい!と固定観念をぶちまけてくる。

こちらがどれだけ丁寧に説明したところで、相手の頭の中ではどのように納得させようかと反論を考え続けている。
こういう人を動かすことは労力に対する見返りが低い。というか意見を変えたところを見たことがない。

労力を費やしただけ、自分が傷ついてしまう結果になってしまうので、説得することを諦めて距離を置こう。

4.見られているという想いは自分で拡大させていることを知る

ボロボロの肌になると人からの目が本当に痛い。
「うわあ」という表情で見られることもあるし、僕の顔を見て衝撃のあまり、その場で固まってしまった子も見た。

わかっているが、このように見られることは本当につらいことだ。
何度も視線を感じると泣きたくなる。

次第に人からの目を気にして、うつむき加減になったり、隠そうとしたりしてしまう。
気にすれば気にするほど心をふさぎ込む。

しかし、しかしである。
そんなことは気にしなくていいのだ。

確かにそのような目で見られることはある。
ただ、その人ともう一度会うのかと思えば、おそらくほとんどの人とはあわないだろう。
それともう一つ。

相手はあなたが思うているほど、あなたに興味を持っているわけではない。
あなたは見られたとき、こう思うているかもしれない。

「僕のことを見て、気持ち悪いと思うているに違いない」
「ひどい顔だと思うているだろうな」

だが、相手はそこまで何も思うていないし、次の瞬間にはほかのことを考えている。
せいぜいそれくらいの興味しかない。

にもかかわらず、当事者としては激しく思い込み自己嫌悪に陥ってしまうのだ。
そう思うているのは自分だけである。

対して気にされていないのだから気に病むことはない。

5.未来の自分を見つめることで明るい希望を得る

直近のことばかり考えてしまうとどうしてもいやな思いばかり積もることだろう。
しかし、ひどい状態がずっと続くわけではない。

正しい治療を続けていけば、症状は次第に回復していく。

本当につらい期間は初めの数か月間から1年の間であろう。
だから、その先の未来を見て5年後、10年後、30年後にどのような自分になっているのだろうかということを想像する。

もし脱ステを続けて、糖質制限を行い続けていけば肌はどうなっているだろうか?

5年後にはきれいになっていそうだな。
10年経ったらもっときれいになっているかもしれない。
30年後はすっかりアトピーだったことを忘れられているかも?!

今の自分ではなく、未来の自分に感覚を寄せることで希望は湧いて出てくる。
辛いのは今だけ。継続し続けていけば、明るい未来が待っている。

その幸せになっている自分を見つめ続け、辛い今は一時的なものだと割り切ろう。

まとめ

1.まずは正しい知識を取り入れて、このやり方であっているということを知ろう。
知識を得ることが出来れば、自信を持つことが出来る。

そのためには信頼できる専門医に話を聞きに行くことがもっともであろう。
そのほかでも脱ステをやっている人がいれば、その人の身に起きた変化を見に行くというのも参考になる。

ただし独学でやっている人は参考にならないことも多いので気を付けること。
重要なのは正しい知識を継続しているかどうかだ。

2.次に正しい知識を手に入れたら、堂々と自分の意見を言うのがいい。
大丈夫これで治るから!と言い放って、この治療は正しく行われていることを言い続ける。

医師からこれでいいと言われているし、調べてみると皆このような状態をたどると伝える。
堂々としていれば相手も納得してくれる。反対に、弱弱しく平気かわからないと言うていたら、心配になってあれこれ言うてくることだろう。

自信を持って意見を言うてあげればいい。

3.それでも、話を聞いてくれない人からは少しの間距離を置こう。一時的で構わない。症状が回復したら、また会えばいいのだ。
そして、そういう人は治ってきている体を見ると納得してくれる。あれこれ言うよりも結果を見せた方が手っ取り早く、効果的だ。

show not tell.
語るな見せろ。だ。

4.相手はそこまであなたに興味を持っていないから必要以上に自己嫌悪に陥る必要はない。

人からの目はものすごく痛い。とてもいやだ。
が、相手の関心はほんの一瞬あるかないか程度。
にも関わらず、多くの人からそのような視線を浴び続けてしまうと錯覚を起こしてしまう。

治るから大丈夫。
一時的だから大丈夫。
もう二度と会わない人だから大丈夫。

毎日会う人だとしても大丈夫。
そこまで関心されているわけではないので、気にせず過ごそう。それに毎日会っている人なら数日もすれば何事もないかのように接してくる。

人間なんて案外そのようなものだ。

5.未来は明るい。今にとらわれず未来の自分を想像しよう。

脱ステを開始したばかりはつらい。しかし、その状態がずっと続くわけではない。緩やかにだが、回復していく。回復期間に個人差はあるだろうが、継続してやり続けていけば良くなることだろう。

そんな未来の自分を想像して、つらいのは今だけなのだ。残りの人生の中のほんの一瞬に過ぎないのだ。ということ知ろう。
つらい時は今の状態がずっと続くと思い込んで、悲観的になる。今しか見れなくなったら、先々の未来を想像して綺麗な肌を取り戻している自分に会いに行こう。

一時の感情に振り回されて、自暴自棄になるのは破滅を導きかねない。辛い時こそ、明るい未来で乗り切ろう。

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