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アリを観察して、リスクにさらされる前に手を打つことを学ぶ

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『自然界に学べることは思ったより多い。注意して観察してみよう。合理的な行動に驚かされるはずだ』

ある日の休日、私が我が子を連れて公園に行った時のこと。

その日はよく晴れた良い天気だった。
公園を歩いているとふと蟻の巣が視界に入ってきた。

そこの蟻たちはひときわサイズが大きく1cm以上はあった。数匹の蟻がコロニーの周りで活動をしていたので私は観察することにした(私は蟻の観察が好き笑)。

どうやら、コロニー内の土を巣の外へ運んでいるようだ。数匹の蟻が出たり入ったりを繰り返している。

数時間後、またその巣の様子を観察しに行くと、先ほどより多くの蟻が活動を行っていた。

おそらく巣の見張り番なのだろう。
巣の周りでじっと動かない蟻が増えていた。
その数時間後、また観察に行くと、今度は思わず「きもちわるっ」と言いたくなってしまうほど、蟻が巣の外にいた。

20匹ほどが忙しなく巣の周りにいる。

「急に何があったのだろう?」
「この時間が蟻たちの本当の活動時間なのかな?」

そう思いながらまた観察を続けた。
すると数分後、巣から今度は羽の生えた大きな蟻がぞろぞろと現れた。

女王蟻である。

そう、その日は女王蟻の誕生という蟻たちにとって特別なイベントだったのだ。

外にいた蟻たちは外敵がいないか厳重に見張っていたのである。
その中の数匹の蟻たちが女王蟻の側に行き、羽の手入れを行っていた。

女王の旅立ちの支度を整えているのだ。
そして、数匹の女王蟻が空へと羽ばたき、また巣から何匹かの女王蟻が現れ、その行為を繰り返した。

やがて全ての女王が巣を飛び立ち、また静寂が訪れた。
私はこの蟻の一連の見て思った。

「どうして今いるコロニーでも、十分な繁栄が出来ているのに、わざわざ危険を冒してでも女王は巣を飛び立つのだろう?」

しばらく考えある仮説が思い浮かんだ。

「あっ、そうか。留まることで、全滅してしまう危険性を避けるためだ」

この疑問に答えた時、私は二つの教訓を学んだ。
第一に、女王は危険を承知で全滅のリスクを避けたこと。

女王は全員でこのまま巣に留まることをリスクだと考えた。
そのため危険を承知で巣を飛び立つことを決意。1匹でも上手く飛び立て、コロニーを形成できれば御の字なのだろう。

第二に、女王はリスクよりも先に行動に出た。
女王は外敵に襲われてから巣を飛び立つ決意をするのではなく、リスクにさらされる前に行動に出た。

リスクにさらされてから行動したのでは、どうしても一手遅れてしまう。一手の遅れは全滅の恐れもある。

このことは人間界にも大いに当てはまる。

ずっと同じ場所にいることはリスクになりうることもある。例えば、電子化やオートメーション化による人員削減。強烈なライバル出現に伴う仕事量の減少。

時には危険を冒してでも、新たなものを取り入れなくてはならない。失敗することもあるが、全滅のリスクは減る。
そして、それらリスクが押し寄せてから行動するようでは、ライバルや脅威に遅れをとってしまう。リスクにさらされてから行動するようでは遅いのだ。

リスクにさらされる前から準備をし、ライバルや脅威より先にその場を立ち去ること。
それでも問題は起こるが、先手で行動している分、まだ余裕がある。

人間界にもこの教訓は通用する。

本日の教訓

■女王蟻の行動に見習おう

教訓は先ほどのとおり。女王蟻に見習ってリスクを冒す勇気を持とう。そして、行動しよう。

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