独り言という名のショートストーリー

心がざわついたら語らずにはいられない【ショート】

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【騒ついたら語らずにはいられない】

昨日の続きになるのだが、今日はとても興味深い立ち話を聞いた。ある二人の女性が会うなり、そのうちの一人が興奮気味に話し出した。

「今日、朝から私が乗ってた電車で痴漢があったのよ!びっくりしてさ!」

そう話し始めると物語が終わりの展開を迎えるまで、その描写を事細かく一気に話し始めた。

この短い物語から私が学んだことは人は心にざわつきを覚えると人に言いたくて仕方がなくなるということだ。

むしゃくしゃしたこと。理不尽なこと。謎めいたこと。新たな発見を手に入れたこと。

なんでも良い。心がざわつきさえすれば、人はどんなことであれ言いたくて仕方がなくなるのだ。つまりこれが口コミの元となる。

ということは。

ということはである。

どんな時であれ、心をざわつかせることを考えるのが、人の気を惹くという点で有利になるということなのではないだろうか。

やはり美しさよりも心をざわつかせた者が勝ちなんではないかと思う。美しさよりも無性に心を搔きむしりたくなるほどのざわつきやもやもやを相手に持たせることが大事なんだ。


・筆者作田勇次アカウント 
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